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「あのマツイに並んだ…」大谷翔平の圧巻HRに韓国メディアも脱帽!「極度のスランプからの完全復活」

THE DIGEST編集部

2021.03.27

圧倒的なポテンシャルを発揮している大谷。今春のオープン戦での打撃を見る限り、期待値は高まるばかりだ。 (C) Getty Images

 規格外のアーチだった。

 現地時間3月25日に行なわれたロッキーズとのオープン戦に、「2番・指名打者」でスタメン出場したエンジェルスの大谷翔平は、初回の第1打席で4試合ぶりとなる5号ソロホームランを放った。

 鮮烈な一発だった。1アウトランナーなしで196センチの左腕オースティン・ゴンバーが投じたインコース寄りに投じられた90マイル(約145キロ)の速球をやや詰まりながらもレフトスタンドへと放り込んだのだ。

 オープン戦では、あの松井秀喜(元ヤンキース)に並ぶ日本人最多本塁打記録を打ち立てた大谷。試合後にチームメイトのマイク・トラウトが「俺たちは目撃者になれて楽しく感じている。今のオオタニはみんなが期待していた姿だ」と絶賛した26歳のスラッガーの連日の活躍ぶりには、海外メディアも熱視線を送り続けている。

【動画】大谷が松井と並ぶオープン戦5号! 圧巻バッティングはこちらでチェック
 韓国紙『朝鮮日報』は、「オオタニは快調な打撃を誇っている」と、このスプリングトレーニングでの復調ぶりを称えた。

「ロッキーズ戦で第5号ホームランを放ったオオタニは、あのヒデキ・マツイと並ぶ、オープン戦での歴代日本人打者最多本塁打記録に並んだ。彼は負傷に泣かされ、極度のスランプに陥った昨シーズンからの完璧な復活を予感させている」

 さらに韓国メディア『Sports Today』は、「オオタニの猛打が爆発している」と打率.571、OPS(長打率+出塁率)が1.107というハイアベレージを維持している点を称賛。同じく『STAR News』は、「初打席から秀でたバッティングを見せつけたオオタニは止まらない。彼の打撃は物凄い」と褒めちぎった。

 周囲の期待を裏切らない圧巻のパフォーマンスで、シーズンの開幕戦に向けて歩みを進める大谷。この好調ぶりを見るにベーブ・ルース以来となる"リアル二刀流"としての成功に対する機運は高まる一方だ。

構成●THE DIGEST編集部
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