現地時間４月２日のホワイトソックス戦に２番・指名打者でスタメン出場した大谷翔平（エンジェルス）が、第５打席でついに今季初本塁打を放った。

　第１打席は一塁線への強烈な当たりを放つも「エラー」と判定されてしまった大谷。その後、２打席目からは３打席連続で空振り三振に打ち取られる。 　そして、９回に２死一塁で迎えた第５打席。マウンドには今季からホワイトソックスに加入したメジャーを代表するクローザー、リアム・ヘンドリクス。全球４シームで押してくるヘンドリクスに対し、大谷はよく見てフルカウントに持ち込んだ。

　そして６球目。大谷はアウトコースに来た97.3マイル（約157キロ）の４シームを一閃。時速173キロの打球が高々と舞い上がり右中間スタンドへ飛び込む２ランとなった。飛距離はこの試合最長の128メートルだった。これでメジャー通算48号となり、城島健司とともに日本人歴代３位タイにランクインした。

　大谷の一発で４点差まで迫ったエンジェルスだが、その後は追いつけず。試合は８対12でホワイトソックスに敗れた。

構成●SLUGGER編集部

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