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大谷翔平の進化した“4シーム”にMLB公式が注目!「奪三振が増える可能性も」と期待を寄せる

THE DIGEST編集部

2021.04.11

11日の登板をスキップ予定の大谷。次回の登板では回転数に注目だ。(C)Getty Images

 今季の二刀流の活躍ぶりは、まさに"ショウタイム"だ。

 現在は右手のマメの影響で投手としての登板は回避している大谷翔平だが、打者として試合に出続けており、ここまで8試合で打率.300、3本塁打、8打点。さらにOPS(出塁率+長打率)は1.044をマークしている。投手としては、4月4日のシカゴ・ホワイトソックス戦で初登板し、4回まで無失点で抑えるピッチングを披露。5回に長打を打たれたことに加え、四球や悪送球、さらには味方のミスも重なったため、被安打2、5四球、7奪三振、3失点を記録したが、最速101.1マイル(約162.7キロ)の剛速球で周囲を唸らせた。

 MLB公式メディア『MLB.com』では、「開幕週の目を見張るような統計10選」という驚きのデータの1つとして、大谷の数字を選んでいる。同メディアでは、「投手として、最速101.1マイルを記録し、100マイル(約161キロ)超えは9回。打者としては、打球速度115.2マイル(約185.4キロ)で、飛距離451フィート(約137m)のホームランを打っている」と、"二刀流オオタニ"の凄さを伝えた。
 
 中でも「最も興味深い数値は回転数だ」と、投手としての大谷に着目した。MLB1年目の2018年の4シームの平均2164回/分に対し、2021年は2449回/分と、1分間にして285回転上がっていることを説明。

 今季は1試合とサンプルが少ない段階だが「もし効率的に回転数を増やせれば、浮き上がるような速球となり、三振を奪う可能性が増える」と期待を込めて綴っている。

 投手への復帰は、最短でも12日(日本時間13日)のロイヤルズ戦となりそうだ。回転数の上がったニュー大谷のピッチングに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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