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大谷翔平、4試合連続安打となる鮮烈三塁打も…エンジェルスは指揮官退場に先発“炎上”と良いところなしの大敗

THE DIGEST編集部

2021.04.11

第1打席にいきなりスリーベースヒット放った大谷。彼のこのバッティングが、この試合のエンジェルスにとっての数少ない見せ場となった。(C) Getty Images

第1打席にいきなりスリーベースヒット放った大谷。彼のこのバッティングが、この試合のエンジェルスにとっての数少ない見せ場となった。(C) Getty Images

 絶好調の二刀流スターが止まらない。エンジェルスに所属する大谷翔平が、現地時間4月10日に降雨のために約2時間40分も遅れて始まったブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。4打数1安打の成績を残した。

 開幕出場8試合で打率.300、ホームラン3本、8打点、OPS1.044とバッティングがすこぶる好調な大谷は、初回から見せ場を作る。1死ランナーなしで相手左腕のスティーブン・マッツと対峙した第1打席に、外角低めに甘く入った変化球を捉えてライト線を破る三塁打を放ったのである。

 しかし、エンジェルスはピリッとしない。先発ホゼ・キンターナがブルージェイズ打線に捉えられ、2回裏に7失点を喫すると、3回表には主審の判定を不服として抗議した指揮官のジョー・マッドンが退場処分となった。

 大幅にリードされて劣勢に立たされた状況下の3回表に1死ランナー1塁で第2打席を迎えた大谷。ここでもマッツの執拗な外角攻めにあって、今度は見逃し三振に打ち取られてしまう。

【動画】大谷翔平は絶好調! 米記者も驚いた圧巻のスリーベースはこちら
 4回表に4番アンソニー・レンドーンの今季第1号で一矢を報いたもエンジェルスだったが、変化球と直球を巧みに織り交ぜるマッツの前に好調の打線が繋がらない。一方で投手陣も抑えが聞かずに1-14と大差を付けられた5回表には、大谷が2死ランナーなしで、3度目の打席に立ったが、セカンドゴロに打ち取られた。

 なおもチームが得点差を縮められないなかで第4打席を迎えた大谷は、ブルージェイズ2番手のトミー・ミローンにカウント3-0から空振り三振に切って取られてしまい、ゲームの流れを変えられない。

 序盤から大差のついた試合は、結局、15-1でブルージェイズが勝利。エンジェルスは中継ぎ陣も打ち込まれるなど、良いところなく敗れた。

構成●THE DIGEST編集部
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