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大谷翔平、4回7奪三振で無失点に封じるも7四死球を与えて降板。1066日ぶりの勝利はならず

THE DIGEST編集部

2021.04.21

何とか無失点で抑えたものの4回で降板。18年5月以来の勝利を手にすることはできなかった。(C)Getty Images

何とか無失点で抑えたものの4回で降板。18年5月以来の勝利を手にすることはできなかった。(C)Getty Images


 現地4月20日、大谷翔平(エンジェルス)が本拠地エンジェルス・スタジアムでのレンジャーズ戦で今シーズン2度目の先発マウンドに立ち、4回1安打無失点で降板。7つの三振を奪った一方で四死球も7つを数え、勝利投手の権利を手にすることなくマウンドを降りた。

 前回登板のホワイトソックス戦(4月4日)で右手中指のマメを潰した影響で、中15日空いてのマウンド。初回、大谷は先頭のイザイア・カイナー=ファレファを内角寄りの4シームでショートゴロに打ち取ったが、続く3人を四球で歩かせて1死満塁のピンチを背負う。だが、ニック・ソラック、ウィリー・カルフーンをいずれも伝家の宝刀スプリッターで空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

 2回以降も、大谷の投球はなかなか安定しなかった。2回は四球と安打を許して走者を背負ったが、捕手のカート・スズキが見事な盗塁阻止でサポート、自身もスプリッターで2つ三振を奪って無失点。2番から始まった3回は先頭のデビッド・ダールをセカンドゴロ、続くジョーイ・ギャロを3球三振でようやく波に乗るかと思いきや、2死からネイト・ロウをストレートの四球で歩かせてしまう。それでも、続くソラックをセンターフライで打ち取ってここもピンチを脱した。
 
 4回も、先頭のカルフーンはフルカウントからショートフライ、トレビーノは97.5マイルの高め4シームで空振り三振に打ち取ったが、続くガルシアをこの日6つ目の四球で歩かせ、9番のホルトには死球。それでも、1番のカイナー=ファレファをこの日7個目の三振に打ち取り、またも無失点に抑えた。

 75~80球という「球数制限」があらかじめ設けられていたこともあり、大谷はここで降板。2018年5月20日のレイズ戦以来となる1066日ぶりの勝ち星を手にすることはできなかった。5回終了時点で、エンジェルスは2-0でリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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