幾多の名投手たちのボールを受けてきたいぶし銀の捕手から見ても、「投手・大谷」の力は計り知れないようだ。
現地時間4月20日に本拠地で行なわれたテキサス・レンジャーズ戦に先発登板したロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、1066日ぶりの勝利を目指したが、4回を投げきって降板した。75球前後という球数制限が設けられたなかで、自身が「0点」と自己評価した制球で80球も投じてしまったためだ。
勝ち投手にはなれなかったが、4回で7三振を奪ったポテンシャルは流石と言わざるを得ない。とりわけ要所で投じられたスプリットは、敵将クリス・ウッドワードが「お手上げさ」と脱帽したほどに冴えていた。
投手・大谷の力は、メジャーでの実績豊富なベテラン捕手であり、この日はじめてバッテリーを組んでいたカート・スズキも認めるところである。試合後、地元紙『Orange County』の取材に応じ、「正直なところ、これまで僕が受けてきた投手の中で最高の部類だ」と絶賛した。
2007年にアスレチックスでキャリアをスタートさせたスズキが、ボールを受けてきた投手はマックス・シャーザーやスティーブン・ストラスバーグ、ジオ・ゴンサレスなど多士済々。そのなかで37歳のベテランはリード能力で定評を得てきた。
【動画】敵将が脱帽した146キロの高速スプリット! 大谷翔平の奪三振シーンはこちら そんなスズキは、100マイル(約160キロ)以上のスピードボールや鋭い変化球を操る大谷のピッチングを、こうも褒めちぎっている。
「オオタニはボールにスピンをかけ、状況に応じてどんな球でも投げることが出来る。それこそが彼をとても特別なものにしているんだ。彼はただの投手ではないよ。常にマウンドで何をしたいのか考えているからね。
間違いなくシャーザーやストラスバーグみたいな一流の投手たちと比べても最高の球だし、この先、オオタニ球はそういう投手たちを上回ると僕は思っている。特別な才能の持ち主である彼の活躍を間近で見られることに興奮している」
実績十分の名捕手から厚い信頼を寄せられた大谷。そのポテンシャルはやはり“怪物級”だ。
構成●THE DIGEST編集部
現地時間4月20日に本拠地で行なわれたテキサス・レンジャーズ戦に先発登板したロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、1066日ぶりの勝利を目指したが、4回を投げきって降板した。75球前後という球数制限が設けられたなかで、自身が「0点」と自己評価した制球で80球も投じてしまったためだ。
勝ち投手にはなれなかったが、4回で7三振を奪ったポテンシャルは流石と言わざるを得ない。とりわけ要所で投じられたスプリットは、敵将クリス・ウッドワードが「お手上げさ」と脱帽したほどに冴えていた。
投手・大谷の力は、メジャーでの実績豊富なベテラン捕手であり、この日はじめてバッテリーを組んでいたカート・スズキも認めるところである。試合後、地元紙『Orange County』の取材に応じ、「正直なところ、これまで僕が受けてきた投手の中で最高の部類だ」と絶賛した。
2007年にアスレチックスでキャリアをスタートさせたスズキが、ボールを受けてきた投手はマックス・シャーザーやスティーブン・ストラスバーグ、ジオ・ゴンサレスなど多士済々。そのなかで37歳のベテランはリード能力で定評を得てきた。
【動画】敵将が脱帽した146キロの高速スプリット! 大谷翔平の奪三振シーンはこちら そんなスズキは、100マイル(約160キロ)以上のスピードボールや鋭い変化球を操る大谷のピッチングを、こうも褒めちぎっている。
「オオタニはボールにスピンをかけ、状況に応じてどんな球でも投げることが出来る。それこそが彼をとても特別なものにしているんだ。彼はただの投手ではないよ。常にマウンドで何をしたいのか考えているからね。
間違いなくシャーザーやストラスバーグみたいな一流の投手たちと比べても最高の球だし、この先、オオタニ球はそういう投手たちを上回ると僕は思っている。特別な才能の持ち主である彼の活躍を間近で見られることに興奮している」
実績十分の名捕手から厚い信頼を寄せられた大谷。そのポテンシャルはやはり“怪物級”だ。
構成●THE DIGEST編集部