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プロ野球

ファームでくすぶる小林誠司を獲得するチームは現れるのか。巨人以外の11球団の捕手事情は?<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2021.04.29

ゴールデングラブ1回、最優秀バッテリー賞2回と堂々たる実績を誇る小林だが、二軍では現在21打数ノーヒットと苦しんでいる。写真:山崎賢人

ゴールデングラブ1回、最優秀バッテリー賞2回と堂々たる実績を誇る小林だが、二軍では現在21打数ノーヒットと苦しんでいる。写真:山崎賢人

 2019年まで巨人の正捕手を務めていた小林誠司がファームでくすぶっている。昨年は故障に加え、大城卓三の台頭もあり出場わずか10試合。強肩好守が売りの小林だが、課題の打力不足をなかなか克服できず、強打の大城に正捕手の座を奪われた。

 とはいえ、かつては侍ジャパンの常連だっただけに、「他球団に活躍の場を移すべき」との声があるのも事実。では、実際に小林が活躍できそうなチームはあるのか。巨人以外の11球団の正捕手事情を改めて見ていこう。まずはセ・リーグからだ。

阪神:梅野隆太郎(30歳)/1億1000万円
中日:木下拓哉(29歳)/2400万円
DeNA:戸柱恭孝(31歳)/4160万円
広島:會澤翼(33歳)/1億8000万円
ヤクルト:中村悠平(30歳)/9000万円
※年齢は4月30日時点、年俸は推定
 
 まず、阪神・中日・広島は無条件にトレード先から除外していいだろう。阪神では、攻守のバランスでは球界屈指の梅野が絶対的な正捕手として君臨。小林を獲得するメリットは皆無と言っていい。それに、いくら原監督がトレードに積極的とは言っても、優勝を争うライバル球団へかつての正捕手を放出するとは考えにくい。

 中日と広島は捕手の層が分厚い。広島はベストナイン3回の會澤だけでなく、進境著しい若手攻撃型捕手の坂倉将吾、さらにプロ3年目の石原貴規も強肩強打をアピールして出場機会をうかがっている。17年夏の甲子園で6本塁打を放ち、鳴り物入りでプロ入りした中村奨成が外野で出場しているくらいだから、推して知るべしだろう。

 正捕手不在が長く続いた中日では、強肩+フレーミングにまずまずの攻撃力を備えた木下が台頭。さらに、現在は故障離脱中だが、強打が魅力のアリエル・マルティネス、次代の正捕手候補と期待される石橋康太、郡司裕也も控える。それに、トレードを仕掛けるとすれば目下の緊急課題である壊滅的な貧打解決を目指してのものになるだろう。

 ヤクルトはそこまで層が厚いわけではないが、中村が2番に入って奮闘中。また、「専守防衛型の元レギュラー捕手」という小林とよく似た立ち位置の嶋基弘がいることを考えても、獲得に動くとは考えにくい。そこへ行くと、DeNAはまだ可能性があるように思える。現状では戸柱が最も多く先発マスクをかぶっているが、決して絶対的な存在ではない。通算盗塁阻止率.380を誇る小林は、少なくとも守備面ではプラスになりそうではある。
 
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小林の場合、ネックになるのは推定1億円という高年俸だ

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