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「オオタニは異常だよ…」異彩を放ち続ける大谷翔平にレイズの剛腕も驚嘆!「一世代に一人の天才だ」

THE DIGEST編集部

2021.05.02

球界屈指の剛腕グラスノー(右)も、MLBで異彩を放つ大谷(左)のポテンシャルに驚きを隠さない。(C)Getty Images

 投打で異彩を放つサムライ戦士には、ライバルたちも興味津々だ。

 今季の大谷翔平は、かつてないほどに存在感を強めている。打っては打率.271、8本塁打、20打点、OPS.939と好成績を記録。投げても2度の"リアル二刀流"をこなし、今月26日のテキサス・レンジャーズ戦では実に1072日ぶりの勝利投手となった。

 往年の二刀流スターであるベーブ・ルースとも比較される。そんな大谷との対戦には、対戦相手たちも胸を躍らせている。現地時間5月3日からロサンゼルス・エンジェルスとの4連戦を控えるタンパベイ・レイズの地元紙『Tampabay Times』は「レイズは"オオタニショー"を目の当たりにする」と銘打った特集を掲載。そのなかで、内野手のマイク・ブロッソーは、こう語った。

「ホームラン王争いのトップにいて先発したベーブ・ルース以来の選手だと知って驚いたよ。彼は『ショータニ』と呼ばれているんだろう? まるで肉体の標本だよね。テレビで見るよりずっと体格がいいと聞いてるし、とにかく早く対戦がしたいね。楽しみだよ」

 この4連戦の初戦で大谷は今季3度目の登板が予定されている。そんな"怪物"と投げ合うのは、レイズのエースであるタイラー・グラスノーだ。

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 平均96マイル(約154キロ)の速球と縦に大きく割れるカーブを軸に三振の山を築くグラスノー。そんな球界屈指の奪三振マシーンも、大谷を「異常だよ」と評する。

「マウンド上であれだけボールをコントロールして、打席でのアイ・ハンド・コーディネーション(手の動作と視覚の連動性)を維持するなんて信じられないし、本当にありえないよ。オオタニは間違いなく一世代に一人の天才だ。僕は彼の大ファンだよ」

 敵をも驚嘆させる大谷。そのポテンシャルから俄然、目が離せなくなっている。

構成●THE DIGEST編集部
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