投げて、打って、守っての大奮闘だった。
現地時間5月11日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平がヒューストン・アストロズ戦に「2番・投手」で出場。今季最長の7回を投げ、被安打4、1失点。今季初の10奪三振と好投した。
この日は最速99マイル(約159キロ)を叩き出した速球はもちろん、スライダー、さらにスプリットが冴え渡っていた。開幕から課題としていたコントロールも改善され、四球は1つ。さらに苦戦を強いられてきた初回も、先頭のホゼ・アルトゥーベに中前打を許すも、後続を12球で終わらせる上々の内容だった。
2~4回はヒットを1本も許さなかった。とりわけ4回はキレキレのスプリットで三者連続三振に斬って取っている。唯一失点をしたのは、5回。先頭のカイル・タッカーに外角高めの速球を捉えられ、打球はレフトスタンドへ運ばれた。それでも最後まで崩れることはなく、試合をとおして完璧なピッチングを披露した。
この活躍ぶりをアストロズを率いる百戦錬磨の名将ダスティ・ベイカー監督はどう見たのか。試合後、大谷について以下のように話している。
「私が見た彼のピッチングの中で最高だった。彼は95~99マイル(152.9~159.3キロ)の速球を投げていて、低めや外角に決めていたよ。最高のコマンド(狙ったところに投げる能力)とコントロールだったね。彼は本当に凄いアスリートだ。こんな投球をした後に、ライトでもプレーしたんだから」
この試合で2006年の斎藤隆(ロサンゼルス・ドジャース)に次ぐスピードでメジャー通算100奪三振を記録した大谷。さらに開幕から5先発で40奪三振以上、被安打12未満の投球は史上初の快挙も果たした。
もはやワンプレーごとに“偉業”を生み出している感もある大谷の一挙手一投足から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】全米に衝撃を与えた大谷翔平の二刀流、はじける笑顔、日本代表での秘蔵ショットも大公開!
現地時間5月11日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平がヒューストン・アストロズ戦に「2番・投手」で出場。今季最長の7回を投げ、被安打4、1失点。今季初の10奪三振と好投した。
この日は最速99マイル(約159キロ)を叩き出した速球はもちろん、スライダー、さらにスプリットが冴え渡っていた。開幕から課題としていたコントロールも改善され、四球は1つ。さらに苦戦を強いられてきた初回も、先頭のホゼ・アルトゥーベに中前打を許すも、後続を12球で終わらせる上々の内容だった。
2~4回はヒットを1本も許さなかった。とりわけ4回はキレキレのスプリットで三者連続三振に斬って取っている。唯一失点をしたのは、5回。先頭のカイル・タッカーに外角高めの速球を捉えられ、打球はレフトスタンドへ運ばれた。それでも最後まで崩れることはなく、試合をとおして完璧なピッチングを披露した。
この活躍ぶりをアストロズを率いる百戦錬磨の名将ダスティ・ベイカー監督はどう見たのか。試合後、大谷について以下のように話している。
「私が見た彼のピッチングの中で最高だった。彼は95~99マイル(152.9~159.3キロ)の速球を投げていて、低めや外角に決めていたよ。最高のコマンド(狙ったところに投げる能力)とコントロールだったね。彼は本当に凄いアスリートだ。こんな投球をした後に、ライトでもプレーしたんだから」
この試合で2006年の斎藤隆(ロサンゼルス・ドジャース)に次ぐスピードでメジャー通算100奪三振を記録した大谷。さらに開幕から5先発で40奪三振以上、被安打12未満の投球は史上初の快挙も果たした。
もはやワンプレーごとに“偉業”を生み出している感もある大谷の一挙手一投足から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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