現地時間5月15日、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、敵地でのボストン・レッドソックス戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席でレフト線を破る2試合連続安打を放った。
試合はエンジェルスが0-9と敗戦。さらに4連敗と苦戦が続いているチームにあって初回の大谷の走塁ミスに、指揮官も黙っていなかった。
積極果敢な姿勢が裏目に出た。初回無死一塁、相手左腕マーティン・ペレスの内角高めシンカーを打ち砕いてレフト線を破った大谷は一気に二塁を狙った。しかし、一塁走者だったテイラー・ウォードが二塁で止まっていたために、一、二塁間で挟まれてタッチアウトとなったのだ。
得点機を逸する痛恨の走塁ミスに指揮官のジョー・マッドンも苦言を呈した。
「序盤に一塁から三塁に無理する必要はない。あの走塁は自動車事故のようなものだ。後ろから車をぶつけたら責任は問われるものだ」
【動画】名将マッドンが苦言を呈した大谷翔平の痛恨走塁ミスはこちらをチェック 現在16勝22敗と負け越しているエンジェルスは、投打の状態が芳しくない。過去6試合のチーム打率.183と貧打が顕著な一方で、投手陣の防御率も今月に入ってから先発が4.37、リリーフが7.13と悪化の一途を辿っている。米メディア『The Athletic』のブレント・マグワイア記者が「もはや災害的」と嘆いたほどだ。
苦心のチーム状況に百戦錬磨のマッドン監督は「我々は勝てたはずの試合をいくつも落としている」と認めたうえで、「これは他の誰でもなく、我々自身の責任なんだ」と強い口調で自軍を戒めた。
エンジェルスはここからいかにして立ち直るのか。チームの中核を担う大谷のパフォーマンスを含めて見逃せない。
構成●THE DIGEST編集部
試合はエンジェルスが0-9と敗戦。さらに4連敗と苦戦が続いているチームにあって初回の大谷の走塁ミスに、指揮官も黙っていなかった。
積極果敢な姿勢が裏目に出た。初回無死一塁、相手左腕マーティン・ペレスの内角高めシンカーを打ち砕いてレフト線を破った大谷は一気に二塁を狙った。しかし、一塁走者だったテイラー・ウォードが二塁で止まっていたために、一、二塁間で挟まれてタッチアウトとなったのだ。
得点機を逸する痛恨の走塁ミスに指揮官のジョー・マッドンも苦言を呈した。
「序盤に一塁から三塁に無理する必要はない。あの走塁は自動車事故のようなものだ。後ろから車をぶつけたら責任は問われるものだ」
【動画】名将マッドンが苦言を呈した大谷翔平の痛恨走塁ミスはこちらをチェック 現在16勝22敗と負け越しているエンジェルスは、投打の状態が芳しくない。過去6試合のチーム打率.183と貧打が顕著な一方で、投手陣の防御率も今月に入ってから先発が4.37、リリーフが7.13と悪化の一途を辿っている。米メディア『The Athletic』のブレント・マグワイア記者が「もはや災害的」と嘆いたほどだ。
苦心のチーム状況に百戦錬磨のマッドン監督は「我々は勝てたはずの試合をいくつも落としている」と認めたうえで、「これは他の誰でもなく、我々自身の責任なんだ」と強い口調で自軍を戒めた。
エンジェルスはここからいかにして立ち直るのか。チームの中核を担う大谷のパフォーマンスを含めて見逃せない。
構成●THE DIGEST編集部