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「才能は覚醒している」“偉才”大谷翔平にエンジェルス専門メディアも感嘆!「スポーツ界で唯一無二の選手に…」

THE DIGEST編集部

2021.05.17

開幕から好調を維持し続けている大谷のパフォーマンスは、エンジェルスを愛する人々にとっては数少ない光である。(C)Getty Images

開幕から好調を維持し続けている大谷のパフォーマンスは、エンジェルスを愛する人々にとっては数少ない光である。(C)Getty Images

 今シーズンのメジャーリーグで開幕から観る者を魅了してやまないのが、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平だ。
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 過去2年間に渡って悩まされてきた怪我が癒え、投打で図抜けた娯楽性を提供している。投げても3度の“リアル二刀流”をこなし、11日のヒューストン・アストロズ戦では今季最長の7イニングを投げて10奪三振と好投。打っては打率こそ.264とやや落ち込んできたが、リーグトップの11本塁打に加え、OPSも.898と軒並みハイアベレージを残している。

 チームはアメリカン・リーグ西地区で最下位に沈む。それだけに数少ない光明となっている大谷の存在は、現地メディアでも話題が集中する。エンジェルスをこよなく愛する専門メディア『Halos Heaven』は、「ショウヘイ・オオタニはあまりに多くのタレント性を見せつけている」と銘打った特集記事を掲載した。

 全試合出場を続け、まさしく疲れ知らずの背番号17について同メディアは、「バッティングとピッチングの両方で才能を覚醒させている。野球ファンを魅了する今年のオオタニは明らかに際立っている」と褒めちぎる。

「今季のエンジェルスは精彩を欠いているが、オオタニはあらゆる点でチームに影響をもたらしている。メジャー全体でも2位となる11本塁打だけでなく、wRC+153(打席当たりの得点創出の割合)と高い。マウンドでも防御率が2.10、FIP(本塁打、四球、死球のみで割り出した防御率)が3.57。さらに20イニング以上を投げた投手で10番目に高い36.4%もの三振率を残しているのだ」
 
 さらに『Halos Heaven』は、米メディア『The Athletic』のコラム内で元エンジェルスの外野手であるティム・サーモンが「この男の究極の限界はない。もはやどうなるかは誰にも分からない。オオタニがライトを守ったと聞いた時、私は『なんだって!?』と自分の耳を疑った。本当に素晴らしいよ」と評価したのを伝えたうえで、次のように記した。

「オオタニは現在のスポーツ界で唯一無二の選手になろうとしている」

 シーズンが進むなかで大谷に対するライバルたちの警戒が強まっていくのは想像に難くない。そのなかで偉才を発揮し続けられるかは、彼のキャリアにおいても重要な意味を持ちそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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