現地時間5月28日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、敵地で開催されたオークランド・アスレティックス戦に先発登板。0対0で迎えた3回裏、“一触即発”の危機に直面も、大谷は冷静に「笑顔」で切り抜けた。
【PHOTOギャラリー】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
ハプニングが起きたのは、無死一塁でマーク・カナへ2球目を投じた時だった。
大谷の93.3マイル(約150.1キロ)の4シームが、カナの顔面付近を通過。これを大きくのけ反りなんとか避けたカナは、「こっち来い! ショウ!」と激昂。止めに入った捕手のカート・スズキとの間で口論となり、最終的に両軍ベンチから選手たちが飛び出してくる事態に。大乱闘には至らなかったものの、緊迫したこの状況下でも、当事者の大谷はマウンドで笑みを浮かべる冷静さをみせた。
決して故意ではなかったが、緊迫した雰囲気が漂ったこのシーンは、現地メディアでも大きく取り上げられた。米スポーツ専門局『CBS Sports』のダニー・ヴェッティ記者は、「ベンチから仲間が出てくるのを見て、ショウヘイ・オオタニは微笑んでいた」と情景を描写。さらに地元紙『Orange County Register』のエンジェルス番記者ジェフ・フレッチャー氏は「平和はすぐに回復したよ」と胸をなでおろした。
また、米メディア『The Athletic』などに寄稿していたブレント・マグワイア記者は、「ショウヘイ・オオタニは今年のメジャーで最もワイルドな投手の一人だ」と評価。続けて「インハイの投球は意図的な可能性はほとんどない。緊張していただけだ、そっとしておこう」と付け加えた。
結局、この打席は、大谷がカナを空振り三振に斬って取った。その間、一塁走者が二盗を仕掛けたが、スズキの好送球で見事ダブルプレーに封じている。
大谷は6回まで1失点に抑えるも、7回に2者連続でフォアボールを与え、マット・チャップマンに左安打を放たれて失点したところで降板。仲間の援護もなく、今季初の黒星を喫した。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】“一触即発”の危機に直面!緊迫した場面も笑顔で乗り切る大谷翔平!
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ハプニングが起きたのは、無死一塁でマーク・カナへ2球目を投じた時だった。
大谷の93.3マイル(約150.1キロ)の4シームが、カナの顔面付近を通過。これを大きくのけ反りなんとか避けたカナは、「こっち来い! ショウ!」と激昂。止めに入った捕手のカート・スズキとの間で口論となり、最終的に両軍ベンチから選手たちが飛び出してくる事態に。大乱闘には至らなかったものの、緊迫したこの状況下でも、当事者の大谷はマウンドで笑みを浮かべる冷静さをみせた。
決して故意ではなかったが、緊迫した雰囲気が漂ったこのシーンは、現地メディアでも大きく取り上げられた。米スポーツ専門局『CBS Sports』のダニー・ヴェッティ記者は、「ベンチから仲間が出てくるのを見て、ショウヘイ・オオタニは微笑んでいた」と情景を描写。さらに地元紙『Orange County Register』のエンジェルス番記者ジェフ・フレッチャー氏は「平和はすぐに回復したよ」と胸をなでおろした。
また、米メディア『The Athletic』などに寄稿していたブレント・マグワイア記者は、「ショウヘイ・オオタニは今年のメジャーで最もワイルドな投手の一人だ」と評価。続けて「インハイの投球は意図的な可能性はほとんどない。緊張していただけだ、そっとしておこう」と付け加えた。
結局、この打席は、大谷がカナを空振り三振に斬って取った。その間、一塁走者が二盗を仕掛けたが、スズキの好送球で見事ダブルプレーに封じている。
大谷は6回まで1失点に抑えるも、7回に2者連続でフォアボールを与え、マット・チャップマンに左安打を放たれて失点したところで降板。仲間の援護もなく、今季初の黒星を喫した。
構成●THE DIGEST編集部
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