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大谷翔平、MLB公式が厳選する“5月のオールスターチーム”の一員に!「ショウヘイはひたすらボールを打ち続けて…」

THE DIGEST編集部

2021.05.31

本塁打王争いを演じる大谷の打棒に、MLB公式も高評価を送っている。(C)Getty Images

 サムライ戦士の勢いは5月も止まらなかった。

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 開幕からおよそ2か月が経ったが、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)はいまだ好調を保ち続けている。打者としてリーグ2位の15本塁打に加え、打率.269、40打点、OPS(出塁率+長打率).940とハイアベレージをマーク。投げても7登板で1勝1敗ながらも、50奪三振、防御率2.72という驚異的なスタッツを記録する。

 多士済々のメジャーリーグでも異彩を放つ26歳の日本人に対する期待の表れかもしれない。MLB公式サイト『MLB.com』は、「これが5月のオールスターチーム」と銘打った特集で、各ポジションの最優秀選手を両リーグから選出。指名打者部門で大谷をピックアップした。
 
 同メディアは、交通渋滞に巻き込まれて登板回避を余儀なくされた今月27日のオークランド・アスレティックス戦を引き合いに「打者としてなら、投手のように電車に乗ったり、渋滞を回避する必要はないだろう」と言及しつつ、「しかし、ショウヘイならどんな時もひたすらボールを打ち続けてくれる」と賛辞を寄せた。

 メジャートップの打棒を持ったうえで、さらに二刀流をこなしていることを考えると、やはりそのポテンシャルは驚異的だ。『MLB』は大谷をチョイスした理由のひとつとしては、「ヤーミン・メルセデス(シカゴ・ホワイトソックス)が今月に入ってから調子が落ちているからだ」と補足してもいる。

 傑出したポテンシャルで観る者を魅了してやまない大谷。そのパフォーマンスからは今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部