一切のお世辞も必要のない、衝撃的なパフォーマンスだった。
現地時間6月8日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席に今季17号となる先制2ランを放つなど、3打数2安打1四球の活躍でチームの勝利に貢献した。
シーズン17本塁打は、トロント・ブルージェイズの神童ブラディミール・ゲレーロJr.に1本差の2位。タイトル獲得にも期待がかかる中、この日放った一発は、“ただの”ホームランではなかった。
飛距離470フィート(約143.2m)は大谷の自己最長。スタットキャストが導入された2015年以降、大谷以上の飛距離を計測したエンジェルスの選手は、MVP3回の最強マイク・トラウトだけというのだから、改めて驚きというほかにない。
だからこそ、監督歴17年を誇る名伯楽ジョー・マッドン監督も、「この球場(アナハイム・スタジアム)で見た中では一番遠くに飛んでいた。あそこまで飛んだ打球は、今まで見たことはないよ」と脱帽しきりの様子だった。
ちなみに、マッドンは2002年にエンジェルスのベンチコーチとして世界一に貢献したのだが、その年のワールドシリーズ第2戦、バリー・ボンズがアナハイム・スタジアムで打った本塁打は飛距離486フィート(約148.1m)と言われている。
同じように相手チームの指揮官も、大谷の活躍には敵味方関係なく称賛せざるを得ないようだ。試合前の会見にて、ロイヤルズ監督のマイク・マシーニーは「我々はオオタニとの対戦を警戒するつもりだ、なぜなら彼は危険すぎる選手だから」と語っていた。しかし結果は2ラン、二塁打を浴びることとなり、「うまくいかなかった」と白旗をあげた。
また直前の会見では、「オオタニと同じことができる人間など、ほとんどいるわけがない。希少な才能が混ざり合った存在で、リスペクトせざるを得ない」と口にしていたが、その才能をフルに発揮されてしまった形だ。
明日9日は今季のエンジェルス対ロイヤルズ最終戦。ここまで5試合で17打数8安打(打率.471)、2本塁打、長打4本と大谷にいいようにやられているロイヤルズには、最後に止める秘策はあるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷の特大弾はボンズよりも飛んだ!? “最凶”本塁打キングが世界一決定戦で打った一撃がこれだ
現地時間6月8日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席に今季17号となる先制2ランを放つなど、3打数2安打1四球の活躍でチームの勝利に貢献した。
シーズン17本塁打は、トロント・ブルージェイズの神童ブラディミール・ゲレーロJr.に1本差の2位。タイトル獲得にも期待がかかる中、この日放った一発は、“ただの”ホームランではなかった。
飛距離470フィート(約143.2m)は大谷の自己最長。スタットキャストが導入された2015年以降、大谷以上の飛距離を計測したエンジェルスの選手は、MVP3回の最強マイク・トラウトだけというのだから、改めて驚きというほかにない。
だからこそ、監督歴17年を誇る名伯楽ジョー・マッドン監督も、「この球場(アナハイム・スタジアム)で見た中では一番遠くに飛んでいた。あそこまで飛んだ打球は、今まで見たことはないよ」と脱帽しきりの様子だった。
ちなみに、マッドンは2002年にエンジェルスのベンチコーチとして世界一に貢献したのだが、その年のワールドシリーズ第2戦、バリー・ボンズがアナハイム・スタジアムで打った本塁打は飛距離486フィート(約148.1m)と言われている。
同じように相手チームの指揮官も、大谷の活躍には敵味方関係なく称賛せざるを得ないようだ。試合前の会見にて、ロイヤルズ監督のマイク・マシーニーは「我々はオオタニとの対戦を警戒するつもりだ、なぜなら彼は危険すぎる選手だから」と語っていた。しかし結果は2ラン、二塁打を浴びることとなり、「うまくいかなかった」と白旗をあげた。
また直前の会見では、「オオタニと同じことができる人間など、ほとんどいるわけがない。希少な才能が混ざり合った存在で、リスペクトせざるを得ない」と口にしていたが、その才能をフルに発揮されてしまった形だ。
明日9日は今季のエンジェルス対ロイヤルズ最終戦。ここまで5試合で17打数8安打(打率.471)、2本塁打、長打4本と大谷にいいようにやられているロイヤルズには、最後に止める秘策はあるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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