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MLB

「力自慢にどれだけ…」2年ぶり“マルチ本塁打”の大谷翔平が球宴HRダービー出場に高揚!驚異の打撃の秘訣は…

THE DIGEST編集部

2021.06.19

2本のホームランを放った大谷。まさにHRダービーの準備をしているかのような打撃だった。(C)Getty Images

2本のホームランを放った大谷。まさにHRダービーの準備をしているかのような打撃だった。(C)Getty Images

 現地時間6月18日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、デトロイト・タイガース戦に「2番・DH」で先発出場。今季20号・21号と2019年6月30日のオークランド・アスレティックス戦以来となるマルチ本塁打の活躍で、チームを大勝に導いた。

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

 5回1死一塁で第3打席だった。相手先発ホゼ・ウレーニャにチェンジアップを多用されボールカウント2-2と追い込まれた大谷だが、第6球目、内角に投じられた92.2マイル(約148.3キロ)のシンカーを捉えると、低い弾道で飛び出した打球は、そのまま右中間スタンドへと消えていった。

 さらに10対2と大量リードで迎えた8回の第5打席にもふたたび一発を放つ。相手5番手の右腕ジョー・ヒメネスが投じた2球目のチェンジアップにうまくタイミングを合わせると、左中間フェンスの奥に運んだ。

 試合の前に7月12日のオールスター前夜祭として行なわれるホームランダービーへの出場を表明した背番号17は、試合後のヒーローインタビューで日本人初の出場に向けた意気込みを語った。
 
「(ホームランダービーは)力自慢の人たちがいっぱい集まるので、そこでどれだけ自分が出来るのか凄く興味はあります」

 また、この試合で左右に本塁打を打てた秘訣を聞かれると、「常にセンターに狙って、コースによって左右に飛んでくれたら良いかな」と明かしている。

 前日、新型コロナウイルスによる観客制限が2年ぶりに解除され、この日は2万2734人のファンが球場に詰め掛け、「MVP! MVP! MVP!」と声援が響いた。これには「嬉しいですけど、まだまだ足りないので、もっともっと入ってくれたら嬉しい」とファンへ大歓声をさらに求めた。

 今月14日にMLBが発表したオールスター・ファン投票の中間発表ででは、アメリカン・リーグの指名打者部門で、2位と23万票以上つけ、ぶっちぎりのトップに立つ人気ぶりを見せる大谷。現地アメリカでは、ますます大谷フィーバーが続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部 

【動画】2本目のHR!内角に投じられたチェンジアップを軽々と運ぶ大谷!
 
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