26歳のサムライ戦士が放つ眩いばかりの輝きに、スタンドからは「MVPコール」が巻き起こった。
【動画】大谷翔平が連発! 二刀流翌日に放った圧巻の21号アーチはこちら
現地時間6月18日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたデトロイト・タイガース戦に「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席に20号2ランを右中間へ、8回に21号のソロアーチを左中間へ叩き込み、自身2年ぶりの1試合2本塁打の大活躍を見せた。
あの“ゴジラ”も凌駕する一撃だ。70試合目での20号は、2004と07年に松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)が記録した106試合よりも早いメジャー日本人記録である。
現在の調子が続けば、2004年に松井が記録した日本人最多本数(31)はおろか、50発も夢ではないかもしれない。仮に到達すれば、19年に53ホーマーを放ったニューヨーク・メッツのピート・アロンゾ以来の快挙だ。
来月12日に開催されるオールスター戦のホームラン・ダービー出場を決めた大谷。注目度が増すなかで、千両役者ぶりを発揮したスラッガーには、エンジェルスのOB戦士も脱帽だ。この日、地元放送局『Bally Sports West』の中継にゲスト出演したティム・サーモン氏である。
メジャー通算299本塁打を放ったレジェンド。2002年のワールドシリーズでは2本塁打、5打点をマークし、エンジェルスを史上唯一の世界一に導いたサーモン氏は、「ショウヘイにとっての今季は、投打の両方で間違いなく大ブレイクの年だ。オールスターでも一身に注目を集める存在だよ」と激賞。さらに自身も出場経験のあるホームラン・ダービーでの活躍に期待を込めた。
「舞台はデンバーだよ? とんでもない打球をかっ飛ばすのは間違いないね。いまさら隠す必要なんてないから正直に言おうと思う。ホームラン・ダービーの本番は、普段と違うボールが使用されるんだ。だから、ショウヘイのムーンショット(特大アーチの意)が何本も見られると思う」
さらにサーモン氏は「これ以上ハッピーなことはない。彼が見せた前半戦のパフォーマンスが、エンジェルスのためにも、後半戦に持ち越されることを祈ろうじゃないか」と続けた。球団史に残るレジェンドからもエールを送られた大谷。空前のフィーバーはますます過熱していきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
【動画】大谷翔平が連発! 二刀流翌日に放った圧巻の21号アーチはこちら
現地時間6月18日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたデトロイト・タイガース戦に「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席に20号2ランを右中間へ、8回に21号のソロアーチを左中間へ叩き込み、自身2年ぶりの1試合2本塁打の大活躍を見せた。
あの“ゴジラ”も凌駕する一撃だ。70試合目での20号は、2004と07年に松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)が記録した106試合よりも早いメジャー日本人記録である。
現在の調子が続けば、2004年に松井が記録した日本人最多本数(31)はおろか、50発も夢ではないかもしれない。仮に到達すれば、19年に53ホーマーを放ったニューヨーク・メッツのピート・アロンゾ以来の快挙だ。
来月12日に開催されるオールスター戦のホームラン・ダービー出場を決めた大谷。注目度が増すなかで、千両役者ぶりを発揮したスラッガーには、エンジェルスのOB戦士も脱帽だ。この日、地元放送局『Bally Sports West』の中継にゲスト出演したティム・サーモン氏である。
メジャー通算299本塁打を放ったレジェンド。2002年のワールドシリーズでは2本塁打、5打点をマークし、エンジェルスを史上唯一の世界一に導いたサーモン氏は、「ショウヘイにとっての今季は、投打の両方で間違いなく大ブレイクの年だ。オールスターでも一身に注目を集める存在だよ」と激賞。さらに自身も出場経験のあるホームラン・ダービーでの活躍に期待を込めた。
「舞台はデンバーだよ? とんでもない打球をかっ飛ばすのは間違いないね。いまさら隠す必要なんてないから正直に言おうと思う。ホームラン・ダービーの本番は、普段と違うボールが使用されるんだ。だから、ショウヘイのムーンショット(特大アーチの意)が何本も見られると思う」
さらにサーモン氏は「これ以上ハッピーなことはない。彼が見せた前半戦のパフォーマンスが、エンジェルスのためにも、後半戦に持ち越されることを祈ろうじゃないか」と続けた。球団史に残るレジェンドからもエールを送られた大谷。空前のフィーバーはますます過熱していきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る