専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「言いたくないけど驚かないよ」大谷翔平の“止まらない快進撃”に同僚アップトンがポツリ「見ているだけで感動さ…」

THE DIGEST編集部

2021.06.20

鮮烈な20号を放った大谷(右)とハイタッチを交わすアップトン(左)。(C)Getty Images

鮮烈な20号を放った大谷(右)とハイタッチを交わすアップトン(左)。(C)Getty Images

 サムライ戦士の傑出したパフォーマンスには、同僚からも賛辞を送られている。

【動画】「HRダービー出場を発表した日に…」大谷が放った“鮮烈21号”をチェック!

 今季のロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、“二刀流”として完全復活を遂げている。打っては65試合で打率.273、21本塁打、50打点、10盗塁、OPS(出塁率+長打率).991というハイアベレージを記録。投げても10試合(53.1回)で3勝1敗、防御率2.70、73奪三振、WHIP 1.16という見事な成績をマークしている。

 開幕から驚異的なペースで飛ばしている大谷だが、とりわけ最近の活躍は目を見張るものがある。6月15、16日のオークランド・アスレティックス戦でそれぞれ18、19号を放つと、17日のデトロイト・タイガース戦では今季3勝目をマーク。そして、日本人初のホームラン・ダービー出場を表明した18日には、自身2年ぶり4度目の“マルチ本塁打”を放った。
 
 この連日の活躍には、間近で目にするチームメイトも手放しで称えている。18日の試合後、ジャスティン・アップトンは、「言いたくないけど、もう驚かないよ。彼が見せるバットのスイング、それに毎日の準備に費やしている仕事ぶりを見ているとね」と率直な感想を語った。

 また、MLB全体1位のバレル率(本塁打になりやすい角度と速度)を誇る技術面に関しても言及し、「彼は良いスイングでボールにコンタクトすれば、フェンスに跳ね返るか越えるかになる、数少ない選手のひとりだ」と称賛。最後も「見ているだけで感動さ」と口にした。

 本塁打数も21本に伸ばし、メジャー最多のブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に1本差まで迫ってきた大谷。まだ折り返し地点にも達していないが、今季がその声価をどこまで高めるのか。今後も一挙手一投足から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号