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「エンジェルスが生き残っている最大の理由」大谷翔平、6戦6発&メジャー23号の大活躍を現地メディアはどう報じた?

THE DIGEST編集部

2021.06.21

まだまだ続く大谷の活躍劇。現地メディアも驚愕の言葉しかないようだ。(C)Getty Images

まだまだ続く大谷の活躍劇。現地メディアも驚愕の言葉しかないようだ。(C)Getty Images

 もはやその活躍は、日本のみならず野球の本場アメリカにおいても大きな衝撃をもって伝えられている。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間6月20日、本拠地で行なわれたデトロイト・タイガース戦に「2番・DH」で先発出場すると、5回の第3打席に今季23号となる2ランを放った。

 3試合連続となる一発で、大谷はヴラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に並ぶ本塁打数メジャートップとなった。果たして連日の圧巻のパフォーマンスは、現地でどのように捉えられているのたろうか?
 
「もはや信じられない。今のオオタニは止められない」と、6戦6発の猛打に感嘆したのは、現地TV放送局の『Fox Sports West』だ。同じように、エンジェル番記者のレット・ボリンガー記者と「信じられない」として目を丸くした。

『ESPN』のアルデン・ゴンザレス氏は別の角度から大谷の活躍を評価しているようだ。

 いわく、球界最高のプレーヤーであるマイク・トラウトが離脱した5月17日以降、大谷はゲレーロJr.らに次ぐメジャー4位のOPS1.141をマーク。この試合は落としたものの、その前の15試合で11勝を上げて勝率5割をキープしており、「エンジェルスがペナントレースで生き残っていられる最大の理由は、ショウヘイ・オオタニのおかげだ」と、その存在感に最敬礼した。

 そして二刀流という面から、改めて球史に残るパフォーマンスぶりに惚れ惚れしたのが、ミネソタのTV放送局『WSAW』のノア・マンダーフェルド氏だ。「打席では23本塁打、10盗塁、54打点。投げては防御率2.70、73奪三振。現在のペースは52本塁打、23盗塁、166奪三振となる」として、こう締めくくった。

「我々が今目にしていることは、本当に信じがたいものだ」

 数日前、“衝撃の4日間”が話題を呼んだ。本塁打→本塁打&盗塁→勝利投手→2本塁打という目を疑うような活躍だったが、大谷はそこからさらに「本塁打→本塁打」まで付け加えている。

 この衝撃はいつまで続くのか。いやむしろ平常運転なのか。その時は必ずや、MVPを手にしているはずである。

構成●TEH DIGEST編集部

【動画】全米驚愕! 大谷が3試合連続の23号で“メジャー本塁打王”に
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