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「ほかに誰がいる?」エンジェルス“贔屓メディア”が大谷翔平の年間MVP受賞を確信!「100万回以上も証明してきた」

THE DIGEST編集部

2021.06.23

とりわけ打撃で傑出した存在感を放っている大谷。メジャートップクラスのパフォーマンスに賛辞が止む気配はない。(C)Getty Images

 多士済々のメジャーリーグでも、その価値は日増しに高まっている。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平だ。
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 過去2年に渡って抱えた怪我が癒え、迎えた4年目、26歳の二刀流戦士は、開幕から異次元のパフォーマンスを披露している。打ってはリーグトップタイの23本塁打、54打点、OPS.996のハイアベレージをマーク。一方で3勝を挙げているピッチングも、いまだ規定投球回に達していないものの、防御率2.70、奪三振率12.32という高水準だ。

 今月18日には、「力自慢の人たちとどれだけ自分ができるのかすごく興味はある」とオールスター戦の"前座"として行なわれるホームラン・ダービーへの出場も決意した。そんな大谷が振りまく娯楽性に、世界中の野球マニアたちも夢中になっている。

 シーズンはいまだ前半戦の途中だが、大谷を年間MVPに推挙する声は尽きない。実際、彼がヒットやホームランを打つたびに、スタジアムに「MVPコール」がこだまするのも、お馴染みの光景となりつつある。それだけ熱望するファンが多いのだ。

 日夜、エンジェルスのあらゆる情報を発信する専門メディア『Halo Hangout』も大谷のMVP受賞を主張する。現地時間21日、大谷が週間MVPを受賞したニュースを受け、「ショウヘイ・オオタニの歴史的なパフォーマンスは、いまのところ彼がアメリカン・リーグのMVPであると証明するものだ」と強調した。

「オオタニは毎晩のように歴史的ななにかをやってのけてきた。それも当たり前のように二刀流をこなしながらだ。過去100年間、オオタニのようにマルチな才能を発揮した人間はひとりもいなかった」
 
 さらに「我々はエンジェルスを追いかけるメディアだが、オオタニがアメリカン・リーグのMVPにふさわしいのは誰の目にも明らかだ」と続けている。

「オオタニよりも先に23本塁打を打っているブラディミール・ゲレーロJr.をMVPに推す声もある。だが、ハッキリ言って、それはまったく意味のない論争だ。たしかにゲレーロJr.のパワーは凄まじいが、オオタニは彼と同じ本塁打数を打っていて、他の打撃戦績もわずかに低いだけだ。そしてなによりもピッチングで3勝をし、防御率は2.70だ。これでMVPに選ばれない理由がない」

 投打の好成績を引き合いに出して、大谷を猛プッシュ。そして同メディアは、レポートを熱っぽくこう結んでいる。

「たしかにシーズンの終わりまでにあらゆることが変わる可能性はある。だが、現時点でのMVPは明らかにオオタニのほかにいない。彼は自らがアメリカン・リーグで最も価値がある選手だと、100万回以上も証明してきた」

 仮に受賞となれば、日本人として2001年のイチロー以来となる快挙だが、はたしてどうなるか――。

構成●THE DIGEST編集部
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