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MLB

「真の掘り出し物だ」大谷翔平の2年総額9億2400万はMLBで最もおトク?米経済紙が特集「カリスマ的な選手のひとり」

THE DIGEST編集部

2021.06.23

ここ最近、毎試合のようにホームランを打ち込む大谷。その勢いはどこまで続くのか。(C)Getty Images

ここ最近、毎試合のようにホームランを打ち込む大谷。その勢いはどこまで続くのか。(C)Getty Images

 今季“二刀流”として復活したサムライ戦士の活躍に経済紙も注目している。

 入団4年目を迎えたロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、6月14日から20日にかけて6本塁打に加え、投手として白星を飾るなど、驚異の活躍で週間最優秀選手(MVP)に輝いた。

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 今季は開幕時から好調で、打者としては67試合に出場し、打率.272、23本塁打(MLBトップタイ)、54打点(MLB3位)、10盗塁、OPS(出塁率+長打率)1.005(ア・リーグ2位)と圧巻の数字だ。さらに投手としては、53.1イニング、防御率2.70、73奪三振、WHIP1.16と勢いにのっている。

 異彩を放つ背番号17にを現地でも数多くのメディアがこぞって取り上げている。米経済紙『Forbes』は、「オオタニの契約はMLB全体で真の掘り出し物だ」と、経済誌ならではの視点で大谷を特集した。

 昨オフに年俸調停を回避して2年総額850万ドル(約9億2400万円)で合意した大谷に「最も爆発的で、ダイナミックであり重要な選手」「野球界で最もカリスマ的な選手の一人」と綴り、チームはお得な契約をしたと伝えた。
 
 シーズンMVPを3度受賞したチームの大黒柱マイク・トラウトが、5月中旬から右ふくらはぎを痛めて離脱している間に存在感を増す大谷。同記事では、「トラウトが不在の間、エンジェルスを取り巻く話題は、オオタニを中心に展開している」とチームに欠かせない存在だといい、さらに以下のように称えた。

「チームの役割に関係なく、オオタニは衝撃的な選手。彼は何でも上手くやって、信じられないパワーでヒットさせ、驚きのスピードで走ることができる」

 今ではバッターボックスに入るたびに「MVP!MVP!」と歓声が飛び交い、全米を熱狂させている。“安すぎる”契約ながら、全てを1人でこなす超人。そんな大谷の今後の活躍にも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部 

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