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MLB

ソーサ&マグワイアの争いを彷彿!? 大谷翔平とゲレーロJr.の本塁打王レースに海外メディアも驚嘆「日々熱い戦いを…」

THE DIGEST編集部

2021.06.26

大谷(左)とゲレーロJr.(右)。ともに特大のポテンシャルを持つ両スラッガーに大きな注目が集まっている。(C)Getty Images

大谷(左)とゲレーロJr.(右)。ともに特大のポテンシャルを持つ両スラッガーに大きな注目が集まっている。(C)Getty Images

 MLBのホームラン王争いが激化している。

 現地時間6月25日に行なわれた本拠地でのボルティモア・オリオールズ戦で、トロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.が、今季25本目となる特大の一発を放った。
【動画】打った瞬間の特大アーチ! 大谷翔平を突き放すゲレーロJr.の25号シーンはこちら

 好球必打――。まさにお手本のような一発が飛び出したのは、1対1の同点で迎えた3回2死無塁の場面だ。“バットマン”の異名を持つ相手先発マット・ハービーが投じた初球、ほぼど真ん中への94.8マイル(約152.5キロ)のフォーシームをゲレーロJr.はフルスイング。快音とともにセンター方向へ飛んだ打球は、あっという間にスタンドへと消えていった。

 殿堂入りを果たした父親を彷彿とさせるフルスイングで、2試合連続弾を放ったゲレーロJr.。ほんの数時間前に24号ホームランを放っていた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)をふたたび突き放す一撃だった。
 
 1998年にサミー・ソーサ(シカゴ・カブス)とマーク・マグワイア(セントルイス・カージナルス)が繰り広げた世紀のバトル。あの熱狂を彷彿させると言っては大袈裟かもしれないが、激化するアメリカン・リーグのホームラン王争いには、現地メディアも特大の関心を寄せている。カナダのスポーツ専門局『TSN』は、「ショウヘイ・オオタニが24号を放った日に、ブラディミール・ゲレーロJr.もやってくれた。リードを奪い返す25号で単独トップだ」とレポートした。

 さらに日々邁進し続けるゲレーロJr.には、母国ドミニカの専門メディア『El Field』も興味津々だ。

「ゲレーロ・ジュニアはオオタニをまた引き離した。22歳以下の選手が74試合で25本を放つのは、1998年のアレックス・ロドリゲス以来の快挙だ。そんな彼は、日々熱い戦いを繰り広げているオオタニを突き放し、シーズン50本以上のペースでホームランを量産している」

 はたして、シーズン終了時に“王座”についているのはいずれか。激化の一途を辿っているタイトルレースに今後も注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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