ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間6月30日、敵地で行われているニューヨーク・ヤンキース戦にメジャー史上初となる「1番・投手」で先発出場。メジャートップの本塁打を記録している天才二刀流プレーヤーのピッチングに大きな注目が集まったが、まさかの結果に終わった。
大谷は序盤からコントロールに苦しむと、3者連続四球でいきなり満塁のピンチを背負う。そして2連続タイムリー、押し出し四球などで4失点したところで降板。まさかの1回持たずのマウンドとなり、さらに後続が走者を返して計7失点。防御率も2.58→3.60と一気に悪化した。
エンジェルスは2対7と大きな劣勢に立たされ、さらに降雨中断などを繰り返していた中でも5回に1点を追加。どうにかヤンキース打線を7回までゼロに抑えて、4対8で9回を迎えた。そして、ここから奇跡のような展開が起こる。
マウンドに立つのは世界最速投手のアロルディス・チャップマン。今季序盤は絶好調で、6月まで防御率0.39と圧倒的なピッチングを見せていたが、直近7試合は8失点(防御率11.81、被打率.462と大荒れだった。すると、エンジェルス打線は1死を取られながらも3つの四球で満塁のチャンスを作り、“元二刀流”ジャレッド・ウォルシュに打席を回す。
今季18本塁打と覚醒した男は、1ボールからのスライダーを強振すると、打球はニューヨークの夜空を切り裂く値千金の満塁ホームラン。『Fox Sports MLB』のアナリストであるベン・バーランダー氏も「ウォルシュがチャップマンからグランドスラム! そいてオオタニの負けが消えたぞ」と大興奮しながら、ウォルシュを讃えた。
さらにエンジェルスは3点を追加し、何とこの回だけで7得点。9回裏も抑えて11対8で見事に白星を手にしたのだった。エースがまさかの降板で誰もがこの試合を落としたと思った中で味方が奮起。おそらく大谷も、チームメイトの活躍に心を打たれたのではないだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷の負けが消えた! 盟友ウォルシュが9回に同点満塁弾!
大谷は序盤からコントロールに苦しむと、3者連続四球でいきなり満塁のピンチを背負う。そして2連続タイムリー、押し出し四球などで4失点したところで降板。まさかの1回持たずのマウンドとなり、さらに後続が走者を返して計7失点。防御率も2.58→3.60と一気に悪化した。
エンジェルスは2対7と大きな劣勢に立たされ、さらに降雨中断などを繰り返していた中でも5回に1点を追加。どうにかヤンキース打線を7回までゼロに抑えて、4対8で9回を迎えた。そして、ここから奇跡のような展開が起こる。
マウンドに立つのは世界最速投手のアロルディス・チャップマン。今季序盤は絶好調で、6月まで防御率0.39と圧倒的なピッチングを見せていたが、直近7試合は8失点(防御率11.81、被打率.462と大荒れだった。すると、エンジェルス打線は1死を取られながらも3つの四球で満塁のチャンスを作り、“元二刀流”ジャレッド・ウォルシュに打席を回す。
今季18本塁打と覚醒した男は、1ボールからのスライダーを強振すると、打球はニューヨークの夜空を切り裂く値千金の満塁ホームラン。『Fox Sports MLB』のアナリストであるベン・バーランダー氏も「ウォルシュがチャップマンからグランドスラム! そいてオオタニの負けが消えたぞ」と大興奮しながら、ウォルシュを讃えた。
さらにエンジェルスは3点を追加し、何とこの回だけで7得点。9回裏も抑えて11対8で見事に白星を手にしたのだった。エースがまさかの降板で誰もがこの試合を落としたと思った中で味方が奮起。おそらく大谷も、チームメイトの活躍に心を打たれたのではないだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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