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「オオタニも人間ということだ」大谷翔平が苦しんだ“悪夢の初回7失点”に米記者の反応は?「あれは惨劇だった」

THE DIGEST編集部

2021.07.01

立ち上がりから制球に苦しんだ大谷。自身ワーストの7失点でまさかの降板となった。(C)Getty Images

立ち上がりから制球に苦しんだ大谷。自身ワーストの7失点でまさかの降板となった。(C)Getty Images

 サムライ戦士の乱調に衝撃が広がっている。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間6月30日、敵地で行なわれたニューヨーク・ヤンキース戦にメジャー史上初となる「1番・投手」で先発出場。味方打線の活躍で勝敗はつかなかったものの、初回に2安打5四死球で自己ワーストの7失点、2死しか取れずに降板となった。

 この日は先頭から4シームの制球が定まらず、3番まで連続で四球を与えた大谷。4、5番にタイムリーを浴びて2失点を喫すると、7番ではぼてぼての打球の間に走者を返されて3失点。その後も死球、押し出し四球などで4失点したところで、監督は交代を宣告した。
 
 後続のリリーフも全走者を返してしまい、大谷は0.2回7失点の大炎上。この結果に『Forbes』のアダム・ザゴリア記者が「やはりオオタニも人間なのだろう」と反応すると、『Orange Couty Register』のジェフ・フレッチャー記者も「あれは災難だった。オオタニが1回41球で降板。2つのアウトしか取れなかった」とその内容を伝えた。

 一方、MVP獲得の行方を疑問視する声に対しては、『Fox Sports』のベン・バーランダー氏は「いま、ブラッド(ゲレーロJr.)がMVPだと主張している人は、ショウヘイ・オオタニが野球界でやっていることの大きさを理解していない」と現在の心境をツイート。「決して、彼が進んでいるMVPの道に影響を与えるものではない」との見解を示した。

 防御率も2.58→3.60と一気に悪化し、“まさか”の結末に終わった大谷。試合はその後、ジャレッド・ウォルシュの満塁ホームランなどで味方が奮起し、エンジェルスが11対8で見事な白星を手にしている。

構成●THE DIGEST編集部

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