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MLB

「メジャーの顔になってもおかしくない」大谷翔平とHRダービーを戦う怪力ギャロのオオタニ評。「うちのチームにいてくれたら…」

THE DIGEST編集部

2021.07.09

HRダービーの第2シード、球界屈指のスラッガーであるギャロ(右)が見た大谷(左)の凄さとは?(C)Getty Images

HRダービーの第2シード、球界屈指のスラッガーであるギャロ(右)が見た大谷(左)の凄さとは?(C)Getty Images

 毎日のように大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の活躍は、人々の心を震わせ、そして球史に確かな足跡を残している。そして現地時間7月7日、大谷は早くも今季32号をマーク。2004年に松井秀喜が樹立した、日本人選手シーズン最多本塁打記録を早くも更新して見せたのだった。

 大谷が記録的なホームランを叩き込んだ7日、実は13日に行なわれるホームラン・ダービーの出場者が出揃った日でもあった。6月18日に大谷が誰よりも早くHRダービー参戦を発表してから、徐々に出場選手の発表がなされ、この日に全8名が決定。組み合わせも以下のように決まった。

●【1】大谷翔平(エンジェルス/32本)vs【8】ホアン・ソト(ナショナルズ/11本)
●【4】サルバドール・ペレス(ロイヤルズ/20本)vs【5】ピート・アロンゾ(メッツ/15本)
●【2】ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ/23本)vs【7】トレバー・ストーリー(ロッキーズ/11本)
●【3】マット・オルソン(アスレティックス/21本)vs【6】トレイ・マンシーニ(オリオールズ/15本)
※【】はシード順、本数は7月7日時点

 メジャー最多32号の大谷は当然の第1シード。優勝へのライバルと目されているのが、連覇を狙う第5シードにして2019年にメジャー歴代新人最多53本塁打のアロンゾ、そして第2シードのギャロだ。

 ギャロと言えば、有望株時代から圧倒的なパワーと三振の多さで名を馳せ、2017~18年に2年連続40本塁打をクリア。さらに史上初となる「100単打の前に100本塁打」という怪記録も樹立しているパワーヒッターだ。巨体ながらスピードも備え、昨年はゴールドグラブも受賞。そんな“大谷のライバル”に以前、稀代の二刀流について訊ねると、彼らしいさまざまな思いを語ってくれた。
 
「まず、オオタニは素晴らしい選手だよね。ウチにいてくれたら良かったのに……」とギャロ。「フィールド上でどんなことでもうまくやってのける。俺もデカい割に速く走れる方だけど、オオタニが走っているのを見るのは嫌だね。なぜって? 俺より全然速いから(爆笑)」。

 公式プロフィールでは193cm、95kg(大谷自身は100kgを超えたと言っているが)の大谷と、196cm、113kgのギャロ。一回りほど“ブンブン丸”の方が大きいけれども、ギャロも大谷同様に小顔ですらりとした体型だ。そんな男も思わず嫉妬してしまうのは、まさかのスピードだったのが面白い。

 さらにギャロは、二刀流について「ピッチングとバッティング、まったく違う2つのことにそれぞれ集中しなきゃいけないわけだから、本当に難しいのは間違いない」とコメント。それでも、「最高のレベルで両立できる選手がいるとしたら、それはオオタニしかないだろうね」と、大谷の持つ資質に改めて惚れ惚れしていた。

 ギャロがどれだけ大谷をリスペクトし、またその未来に明るい希望を見出しているのかは、最後に締めくくった言葉がすべてを表している。

「オオタニはメジャーリーグの顔になってもおかしくないと思う。何より人として感じがいいし、存在感があるんだ。オオタニがフィールドに立つたび、その存在の大きさに圧倒されるよ」

 肉体的にはギャロの方が大きい。しかし、大谷のその佇まい、内に秘めたる“何か”が、球界屈指の怪力スラッガーをも驚かせる存在感につながっているのかもしれない。ホームラン・ダービーで第1シードと第2シードの対決が実現した時、そのパワーがどんなケミストリーを起こすのか今から楽しみでならない。

構成●SLUGGER編集部

【動画】大谷翔平、“ゴジラ超え”の32号! HRダービーでも活躍に期待したい

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