ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、またもMLB史に名を刻んだ。現地時間7月7日のボストン・レッドソックス戦で大谷は、"ゴジラ"こと松井秀喜が2004年にマークした日本人最多本塁打記録(31本)を塗り替える32号ホームランを放ったのだ。
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
今季は"二刀流"として復活し、連日のように圧倒的なパフォーマンスを披露。ここまで投手としては13試合で先発登板(67イニング)し4勝1敗、防御率3.49、87奪三振。打っては81試合に出場し、打率.279、32本塁打(MLBトップ)、69打点(MLB3位)、OPS1.064(MLB2位)、12盗塁という異次元ぶりだ。
日本は言うまでもなく、現地アメリカでも数多くの媒体が27歳の活躍を昼夜問わず報道しており、ファンの間でも大谷フィーバーが止まらない状況だ。そんな中、MLB公式メディア『MLB.com』が、「ショウヘイ・オオタニは、実在のスーパーヒーローかもしれない」と題した特集記事を掲載した。
とりわけ6月15日のオークランド・アスレティックス戦からのおよそ3週間の成績が「20戦15本塁打+4戦2勝19奪三振」で、ホームラン60本ペースで進むと同時に奪三振も量産するという凄まじさを見せており、同メディアでは以下のように伝えた。
「レーザービームのような弾丸弾、剛速球、破壊的なスプリット、驚愕の足の速さが、毎晩同時に全てが披露され、普通であるように感じ始めているかもしれない。確認しますが、これは普通ではない」
"リアル二刀流"として、100マイル(約161キロ)以上のボールを投げ、110マイル(約177キロ)以上のハードヒットを打つなど全てをやり遂げる背番号17を、「伝説のゴロウ・シゲノよりも偉大になった」と日本の人気野球漫画『Major』の主人公・茂野吾郎になぞらえている。
また、二刀流として「ベーブ・ルースより優れている」と評価。大谷が5~6日おきに先発しているのに対し、ルースは登板機会の多かった1918年(野手71試合、投手20試合)と1919年(野手112試合、投手17試合)でも、二刀流が不定期だったことを指摘し、「オオタニはネクスト・ルースではなく、何者でもない。彼はショウヘイ・オオタニなんだ」と唯一無二の存在だとした。
果たして、大谷はこの歴史的な偉業をどこまで続けていくのだろうか。球史に残る背番号17の一挙手一投足から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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今季は"二刀流"として復活し、連日のように圧倒的なパフォーマンスを披露。ここまで投手としては13試合で先発登板(67イニング)し4勝1敗、防御率3.49、87奪三振。打っては81試合に出場し、打率.279、32本塁打(MLBトップ)、69打点(MLB3位)、OPS1.064(MLB2位)、12盗塁という異次元ぶりだ。
日本は言うまでもなく、現地アメリカでも数多くの媒体が27歳の活躍を昼夜問わず報道しており、ファンの間でも大谷フィーバーが止まらない状況だ。そんな中、MLB公式メディア『MLB.com』が、「ショウヘイ・オオタニは、実在のスーパーヒーローかもしれない」と題した特集記事を掲載した。
とりわけ6月15日のオークランド・アスレティックス戦からのおよそ3週間の成績が「20戦15本塁打+4戦2勝19奪三振」で、ホームラン60本ペースで進むと同時に奪三振も量産するという凄まじさを見せており、同メディアでは以下のように伝えた。
「レーザービームのような弾丸弾、剛速球、破壊的なスプリット、驚愕の足の速さが、毎晩同時に全てが披露され、普通であるように感じ始めているかもしれない。確認しますが、これは普通ではない」
"リアル二刀流"として、100マイル(約161キロ)以上のボールを投げ、110マイル(約177キロ)以上のハードヒットを打つなど全てをやり遂げる背番号17を、「伝説のゴロウ・シゲノよりも偉大になった」と日本の人気野球漫画『Major』の主人公・茂野吾郎になぞらえている。
また、二刀流として「ベーブ・ルースより優れている」と評価。大谷が5~6日おきに先発しているのに対し、ルースは登板機会の多かった1918年(野手71試合、投手20試合)と1919年(野手112試合、投手17試合)でも、二刀流が不定期だったことを指摘し、「オオタニはネクスト・ルースではなく、何者でもない。彼はショウヘイ・オオタニなんだ」と唯一無二の存在だとした。
果たして、大谷はこの歴史的な偉業をどこまで続けていくのだろうか。球史に残る背番号17の一挙手一投足から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部