「彼は基礎的な高校生レベルのバッターだ」
これは2018年3月に米メディア『Sporting News』が掲載したレポート記事で、匿名のMLBスカウトが放った言葉だ。さらに同メディアは、日本からやってきた大物ルーキーを「ショウヘイ・オオタニはMLBのピッチャーを打つことはできないだろうと考えられる」とも酷評した。
【動画】「ゴジラ越え」の圧巻アーチ! 大谷翔平の日本人史上最多のホームランはこちら
それから約3年で大谷への評価は“激変”したと言っても過言ではないだろう。
とりわけ開幕から驚きの快進撃を続けている今季は数字を見ても凄まじい。打っては打率.279で、本塁打数は両リーグトップの32本、さらに打点でもリーグ3位の69をマーク。一方でピッチングも勝ち星こそ4勝ながら、奪三振率はリーグトップレベルの11.69というハイアベレージを記録。渡米後最速となる101.9マイル(約164キロ)を投げ込むなど、図抜けたパフォーマンスを見つけている。
自身と同じ、二刀流スターとして米球界に君臨した“野球の神様”ベーブ・ルースと比較される存在ともなっている大谷。彼に対する評価は天井知らずで伸び続けており、「人間じゃない可能性がある」(米放送局『Fox Sports』のベン・バーランダー記者)という声すら聞こえてきている。
ゆえに先述のMLBスカウトが放った言葉には、現役メジャーリーガーたちも敏感に反応している。ニューヨーク・メッツのプエルトリコ人捕手トーマス・ニードが、自身のツイッターで、「彼(大谷)は、本当にやばい高校生バッターだと判明した」と強調すると、同僚のマーカス・ストローマンは笑顔の絵文字付きで、「“MLBスカウト”って(笑)」と反応した。
鵜の目鷹の目のMLBスカウトの考えをも覆した大谷のハイパフォーマンスはどこまで続くのか。その一挙手一投足に全世界が熱視線を送っている。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
これは2018年3月に米メディア『Sporting News』が掲載したレポート記事で、匿名のMLBスカウトが放った言葉だ。さらに同メディアは、日本からやってきた大物ルーキーを「ショウヘイ・オオタニはMLBのピッチャーを打つことはできないだろうと考えられる」とも酷評した。
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それから約3年で大谷への評価は“激変”したと言っても過言ではないだろう。
とりわけ開幕から驚きの快進撃を続けている今季は数字を見ても凄まじい。打っては打率.279で、本塁打数は両リーグトップの32本、さらに打点でもリーグ3位の69をマーク。一方でピッチングも勝ち星こそ4勝ながら、奪三振率はリーグトップレベルの11.69というハイアベレージを記録。渡米後最速となる101.9マイル(約164キロ)を投げ込むなど、図抜けたパフォーマンスを見つけている。
自身と同じ、二刀流スターとして米球界に君臨した“野球の神様”ベーブ・ルースと比較される存在ともなっている大谷。彼に対する評価は天井知らずで伸び続けており、「人間じゃない可能性がある」(米放送局『Fox Sports』のベン・バーランダー記者)という声すら聞こえてきている。
ゆえに先述のMLBスカウトが放った言葉には、現役メジャーリーガーたちも敏感に反応している。ニューヨーク・メッツのプエルトリコ人捕手トーマス・ニードが、自身のツイッターで、「彼(大谷)は、本当にやばい高校生バッターだと判明した」と強調すると、同僚のマーカス・ストローマンは笑顔の絵文字付きで、「“MLBスカウト”って(笑)」と反応した。
鵜の目鷹の目のMLBスカウトの考えをも覆した大谷のハイパフォーマンスはどこまで続くのか。その一挙手一投足に全世界が熱視線を送っている。
構成●THE DIGEST編集部
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