現地７月12日にMLBオールスターゲームのホームランダービーに出場する大谷翔平。そんな現在のア・リーグ本塁打王に対し、会場となるクアーズ・フィールドを本拠地とするロッキーズの選手・スタッフから、特大アーチを予想する声が上がった。

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　大谷について言及したのは、同じくホームランダービーに出場するトレバー・ストーリー。地元紙『デンバー・ポスト』に対し、意気込みと、ライバルたちに対する思いを語った。
　
　通算145本塁打を誇る28歳のスラッガーは、「彼にはルーフトップ（右翼席上段部にあるテラス）を越えるチャンスがある」と、前代未聞の飛距離が飛び出す可能性を示唆。大谷のパワーを高く評価し、「クレイジーに聞こえるかもしれないが、彼ならできると思う」と断言した。
  　また、ロッキーズのバド・ブラック監督も、ルーフトップ内にある飲食店の名を挙げ、「オオタニにとっては、“スマッシュバーガー”も射程圏内だ」とコメント。同様に長距離の本塁打を期待した。そのうえで、ジョーイ・ギャロ（レンジャーズ）か大谷のどちらかが最長の一発を打つと予想している。
　
　オールスターゲームが開催されるコロラド州デンバーは、標高約1600メートルに位置し、打球が飛びやすいと言われるスタジアム。桁違いの一発は飛び出すのか。大谷のスウィングに注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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