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オールスターでも“ショウ・タイム”!先発投手として160キロ連発、ヒットはならずも歴史に残る2打席を刻む

THE DIGEST編集部

2021.07.14

“二刀流”史上初の球宴では惜しくもヒットが出ず。だが、投手としては1回をパーフェクトに抑えた。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間7月13日、クアーズ・フィールドで行われているMLBオールスター・ゲームにて「1番・DH」で先発出場。第1打席は二ゴロに終わった。

 史上初の快挙を成し遂げた。

 大谷はまずDH部門ファン投票1位で先発出場を勝ち取る。これだけでも大変価値のあることだったが、なんと投手部門でも選手間投票で選出。文字通り"二刀流"が認められた形だ。そして、球界最高のスターを大舞台で見るため、大谷は史上初となる「1番・指名打者」を務めながら、先発マウンドに上がる選手となったのだ。

【動画】大谷翔平、初のオールスター第1打席の結果は…
 
 第1打席は、サイ・ヤング賞3回のマックス・シャーザー(マックス・シャーザー)の前にセカンドゴロに終わったものの、直後の先発マウンドではフェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)らを相手に3者凡退。161キロも計測するなど堂々たるピッチングを披露した。

 そして3回の第2打席は、初球を叩いてファーストゴロに倒れる。第3打席では代打を出されて打者としては2打数無安打。史上初の二刀流での球宴は大歓声の中で幕を閉じた。

<大谷翔平の2021年オールスター>
●ホームラン・ダービー
1回戦では2度の延長で計28本を放つも、ホアン・ソト(ナショナルズ)に敗れる

●球宴全打席
第1打席 セカンドゴロ vsマックス・シャーザー(ナショナルズ)
第2打席 ファーストゴロ vsコービン・バーンズ(ブルワーズ)

●球宴全投球
■1回
1番 フェルナンド・タティースKr.(パドレス) レフトフライ
2番 マックス・マンシー(ドジャース) セカンドゴロ
3番 ノーラン・アレナード(カーディナルス) ショートゴロ

構成●THE DIGEST編集部

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