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「英語か日本語かは関係ない」米コメンテーターの大谷翔平への不適切発言騒動に米記者が意見!

THE DIGEST編集部

2021.07.14

オールスターのパフォーマンスにも注目が集まる大谷。彼への評価はアメリカでも高まっている。(C)Getty Images

オールスターのパフォーマンスにも注目が集まる大谷。彼への評価はアメリカでも高まっている。(C)Getty Images

「『野球界の顔』とされる選手が通訳を必要とするような人物なんてね。正直、球団の売り上げの助けにはならないと思う。なぜなら、本人の言動を周りが完璧に理解できないからだ」

 これは、現地時間7月12日に米放送局『ESPN』で放送された番組「First Take」で、同局の人気アナリストであるスティーブン・A・スミス氏が、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)について述べた見解だ。

 率直な歯に衣着せぬ発言が一部で人気を博してきたスミス氏にとっては、番組を盛り上げるための、ある種のパフォーマンスの一環だったのかもしれない。だが、今回の行き過ぎた発言はバッシングの対象となり、ついには「私はもっと言動に敏感であるべきだった。この責任はすべて私にある」と謝罪に至った。

 同氏は、自身のツイッターで発信した謝罪のなかで「ショウヘイ・オオタニはありとあらゆるスポーツのなかでも、もっとも素晴らしいスターのひとりだ」と認め、「彼はこの世の中に変化を起こす人物であり、その変化にはインクルーシブさやリーダーシップが備わっている。私はそのことを賞賛すべきだった」とも記した。

 一連の騒動に意見する人物がいる。他ならぬ『ESPN』のジェフ・パッサン記者だ。
 
 パッサン記者は、現地時間7月12日に開催されたホームラン・ダービーでの大谷のパフォーマンスを「彼の同僚やケン・グリフィーJr.、そして5万人以上のファン、テレビで見つめた世界のファンが彼に夢中になった。それは彼自身が何かを語るよりも遥かに大きなものだった」と主張。そのうえで「スポーツが私たちに何かを教えてくれるとすれば、その行動が誰かの声よりも重要であることが多い」と大谷の凄みを強調した。

「野球選手がかつてないほど才能に溢れているこの時代に、ベーブ・ルースやダブル・デューティー・ラドクリフ、ブレット・ローガンといった選手たちがやっていたこと(二刀流)をやるのは異次元だ」

 さらに「スミスが批判を受け、すぐに謝罪をしたのは良かった」とし、「オオタニが英語でメディアに話した時にだけ、彼を見るとした人は、そのプレーを見ることで得られる喜びに値しない」とも訴えたパッサン記者は、こう結んでいる。

「アジア系の人々が恐ろしい時期を迎え、その多くが非難されるべき暴力や虐待を受けているアメリカで、日本人の男であるショウヘイ・オオタニが、娯楽を提供し、強く刺激を与えている。彼の話す言語が、英語なのか、日本語なのかというのは関係がない。彼が凄いという事実は変わらないのだ」

 パッサン記者のように、今回のスミス氏の言動に異議を唱えた人は少なくない。それだけ大谷の傑物ぶりが認知されていると言えるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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