前半戦を衝撃とともに駆け抜けた27歳へ、米球界の期待度は高まる一方だ。
【動画】驚愕の特大弾!33本目のホームランを放つ大谷の姿をチェック
メジャー4年目に“二刀流”として完全復活を遂げたロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。打者としてはここまで84試合で両リーグ首位の33本塁打、打率.279、OPS(出塁率+長打率)1.062をマークし、投手としては13登板(67.0投球回)で4勝1敗、防御率3.49という好スタッツを残している。
さらに、先日のオールスター・ゲームは史上初の投打同時出場を果たし、本番では前日のホームラン・ダービーを含めて大いに活躍。後半戦のパフォーマンスにも期待が膨らむ中、今回は米放送局『CBS Sports』が「MLB後半戦の大胆予想」と題し、トピックスの最上位に大谷とブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)を取り上げた。
まずは「オオタニとブラッドJr.が50本塁打を打つだろう」と見出しを打った同局は、現時点で33本塁打をマークしている大谷がシーズンで「60本塁打」、28本塁打のゲレーロJr.が「52本塁打」のペースだと紹介。同一シーズンに2人が50本塁打を超えるのは「頻繁に起こることではない」と、その凄さを伝えている。
ただ、この記録はゲレーロJr.より大谷の方が困難と読んでいるようで、懸念材料のひとつとしてフル稼働による“疲労”を指摘。「オオタニにように若くて強い選手であっても、二刀流による負担は計り知れない。シーズン後半で壁にぶつかり、休養のため打席数や本塁打数が減ることがあってもおかしくない」との見解を示している。
さらに、“勝負を避けられること”も本塁打ペースが落ちる要因として挙げられる。現時点でマイク・トラウトとアンソニー・レンドンが離脱していることを踏まえ、同局は「後半の重要な試合で(相手チームは)彼を勝たせてはおかないだろう。そうなると、本塁打数が減る可能性がある」と続けた。
しかし、それでも同局の予想は変わらない。改めて「オオタニとゲレーロJr.がともに50本塁打の大台に乗る」と強調し、最後は次の文章で締めくくられている。
「ゲレーロJr.は22歳で50本を放った史上最年少の選手となり、オオタニは優れた先発投手でありながら50本を放った史上初の選手になる。今シーズン、ふたりは歴史を作るだろう」
構成●THE DIGEST編集部
【動画】驚愕の特大弾!33本目のホームランを放つ大谷の姿をチェック
メジャー4年目に“二刀流”として完全復活を遂げたロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。打者としてはここまで84試合で両リーグ首位の33本塁打、打率.279、OPS(出塁率+長打率)1.062をマークし、投手としては13登板(67.0投球回)で4勝1敗、防御率3.49という好スタッツを残している。
さらに、先日のオールスター・ゲームは史上初の投打同時出場を果たし、本番では前日のホームラン・ダービーを含めて大いに活躍。後半戦のパフォーマンスにも期待が膨らむ中、今回は米放送局『CBS Sports』が「MLB後半戦の大胆予想」と題し、トピックスの最上位に大谷とブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)を取り上げた。
まずは「オオタニとブラッドJr.が50本塁打を打つだろう」と見出しを打った同局は、現時点で33本塁打をマークしている大谷がシーズンで「60本塁打」、28本塁打のゲレーロJr.が「52本塁打」のペースだと紹介。同一シーズンに2人が50本塁打を超えるのは「頻繁に起こることではない」と、その凄さを伝えている。
ただ、この記録はゲレーロJr.より大谷の方が困難と読んでいるようで、懸念材料のひとつとしてフル稼働による“疲労”を指摘。「オオタニにように若くて強い選手であっても、二刀流による負担は計り知れない。シーズン後半で壁にぶつかり、休養のため打席数や本塁打数が減ることがあってもおかしくない」との見解を示している。
さらに、“勝負を避けられること”も本塁打ペースが落ちる要因として挙げられる。現時点でマイク・トラウトとアンソニー・レンドンが離脱していることを踏まえ、同局は「後半の重要な試合で(相手チームは)彼を勝たせてはおかないだろう。そうなると、本塁打数が減る可能性がある」と続けた。
しかし、それでも同局の予想は変わらない。改めて「オオタニとゲレーロJr.がともに50本塁打の大台に乗る」と強調し、最後は次の文章で締めくくられている。
「ゲレーロJr.は22歳で50本を放った史上最年少の選手となり、オオタニは優れた先発投手でありながら50本を放った史上初の選手になる。今シーズン、ふたりは歴史を作るだろう」
構成●THE DIGEST編集部