二刀流を高いレベルで体現しているメジャー４年目のエンジェルス大谷翔平。地元メディアが元二刀流選手の話を用い、その活躍がいかに特別であるかを報じている。

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開！花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

『Orange County Register』が紹介したのは、現在エンジェルスのスカウトを務めるベン・ディギンズ氏のコメントだ。

　大学時代は投打で活躍していたものの、ドラフト１巡目でドジャース入りした後に投手に専念したディギンズ氏は、大谷のプレーぶりについて「彼は極端な例外だ」コメント。さらに、「両方やることになったら大変だったと思う。投げる前の日は準備をし、打撃の際は投手を研究し、追加のスイングを行なうのだから」と当時を振り返り、プロで投打を両立する難しさを説明した。
  　また、現在の大谷について「日本で両方を経験して育ってきたことが助けになっている」と、投打の活躍が日本の育成の成果であることを認めつつ、「それでも彼は全くの別物である」と、唯一無二であることを強調している。

　投手をこなしながら本塁打ランキングトップに立つ33本を放ち、野球の本場アメリカにおいても歴史的な存在になっている大谷。二刀流のハードルは高いが、彼に続くプレーヤーは現われるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】本塁打争い独走中！大谷翔平が放った“特大の33号”をチェック