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MLB

「MVPの最有力候補だと示した」大谷翔平の34号HR+“快足”内野安打に専門メディアが驚嘆!「非常識なスピードだ」

THE DIGEST編集部

2021.07.19

前日は5打数無安打に終わるも、この日は3打数2安打と見せ場をつくった大谷。(C)Getty Images

前日は5打数無安打に終わるも、この日は3打数2安打と見せ場をつくった大谷。(C)Getty Images

 現地時間7月18日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、本拠地で開催されたシアトル・マリナーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。5試合ぶりの34号2ランホームランを含む3打数2安打2四球をマークするも、チームは4-7で敗退した。

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 この日、空振り三振、四球、四球と快音から遠ざかっていた27歳は、7回一死で迎えた第4打席で持ち前の“足”を魅せた。初球の外角低めに投じられたカーブボールを一塁線際に弾き返した。一塁ベース後方で一塁手が打球を捕球し、距離的にアウトかと思われたが、簡単に終わらせないのが大谷だ。なんと秒速30フィート(約9.14メートル)で飛ばし、セーフにしたのだ。

 勢いづいた大谷は、9回にはマリナーズの右腕ポール・シーウォルドから一発を放つ。フルカウントからの7球目、見逃せばボールとなる内角低めの悪球をゴルフスイングの様にすくい上げたると、時速107マイル(約172.2キロ)で飛び出した打球は、419フィート(約127.7メートル)先の右中間スタンドインした。
 
 後半戦初の一発に加え、快足でも魅せた背番号17には、日米のファンやメディアが沸いている。米専門メディア『FAN SIDED』は、この日の活躍を「アメリカン・リーグMVPを受賞する最有力候補だと示した」と伝えている。

 7回の内野安打には「非常識なスピードを見せたにも関わらず、ジャレッド・ウォルシュ、マックス・スタッシの連続三振で、残塁で終わった」と打線がつながらなかったチームを悲観。それでも、両リーグを独走する34号弾を放った大谷には「打席と走塁で素晴らしい一日を過ごした」と評した。

 現地19日のオークランド・アスレティックス戦では、今季14回目の先発マウンドと同時に打席に立つことも見込まれている大谷。オールスター・ゲームで圧巻のピッチングを見せただけに、後半戦初の投球にも期待だ。

構成●THE DIGEST編集部 

【動画】驚愕のスピード!一塁を全力疾走で駆け抜ける大谷の様子
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