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「まだサンプルは少ないが注視すべきだ」大谷翔平がはやくも後半戦14三振。現地記者から不安の声が漏れる

THE DIGEST編集部

2021.07.23

2試合連続の無安打3三振に終わった大谷。前半戦と比べると勢いが落ち着いてきた印象だ。(C)Getty Images

2試合連続の無安打3三振に終わった大谷。前半戦と比べると勢いが落ち着いてきた印象だ。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間7月22日、敵地のミネソタ・ツインズ戦に「2番・DH」で先発出場。チームが3対2と勝利を収めた中で、4打数無安打3三振と結果を残せず、2戦連続のノーヒットに終わった。

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 この日は、2年ぶり3度目となる前田健太(ツインズ)との“日本人対決”に注目が集まった大谷。先頭デビッド・フレッチャーが内野安打を放ち、無死一塁で第1打席を迎えるも、ここは90マイル(約144.8キロ)の直球をフルスイングして空振り三振に打ち取られる。

 続いて、先頭打者として迎えた4回の第2打席は、低めのスプリットを打たされてセカンドゴロ。続く5回の第3打席では、ワンバウンドのスプリットに再び手を出して空振り三振に。今季初となった前田との対決は、3打数無安打2三振に封じられた。
 
 一方、前田は5回に1死二、三塁のピンチを迎えると、9番ジャック・メイフィールドに逆転3ランを浴びるなどし、7イニング3失点で降板。序盤から好投を披露していただけに、この一発が悔やまれる結果となった。

 ツインズの投手が交代し、8回の第4打席で2番手ダニエル・コーロンブと対峙した大谷は、ここも空振り三振と結果を出せず。後半戦に入ってから6試合の成績は24打数4安打、14三振となり、これには現地からも不安の声が漏れている。

『FTNNetwork』のクリス・ミーニー記者が「彼はいま引っ張り気味になっている」と大谷のスイングについて指摘すると、地元紙『Orange County』のエンジェルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者は「取り乱すにはまだサンプル数が少ないが注視すべきだ」とツイートした。

 開幕から投打ともに好調を維持し、期待を上回る活躍を続けてきた大谷。はたして今後の活躍はどうなっていくのだろうか。その動向に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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