37年ぶりの金メダル奪取へ。野球日本代表が、ドラマティックな白星スタートを飾った。
7月28日に行なわれた東京五輪の男子野球の1次リーグ初戦は、稲葉篤紀監督が率いる侍ジャパンが、ドミニカ共和国から4対3の劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
0対0で迎えた7回表に2点を先制され、その裏に1点を返したものの、さらに9回表にも1点を加点された日本。だが、敗色濃厚となった9回裏に底力を見せた。ドミニカ共和国の抑えを務めたハイロ・アセンシオを攻め立て、村上宗隆(ヤクルト)のタイムリーで1点を返すと、1死一、三塁から甲斐拓也(ソフトバンク)がスクイズを決めて同点。続く山田哲人(ヤクルト)がヒットで続いて満塁とし、坂本勇人(巨人)がセンターの頭上を越えるサヨナラヒットを放って初戦を飾った。
集中打でチャンスを作って劇的な勝利を掴み取り、ホスト国としての意地を見せた彼らには、海外メディアからも高い評価が集まっている。中南米の情報を発信している『Prensa Latina』は、「9回の結末はエキサイティングだった」と記し、「日本はテツト・ヤマダとハヤト・サカモトの痛快な一打によってドラマを演出し、勇敢なるドミニカを失望させた」と最終回を振り返った。
また、スイスのニュースサイト『Swissinfo』のラテン版は、「日本は終盤になって意地を見せ、ドミニカを打ち負かした」とマッチサマリーを展開した。
「グスタボ・ヌニェスのチーム3点目となるタイムリーで試合は終わったかに思われたが、物語は終わっていなかった。日本人は最後の攻撃で目覚めたのである。テツト・ヤマダが得点チャンスを拡大させ、長年に渡って彼らの主軸であるハヤト・サカモトがセンターオーバーの一打で決めた」
苦しみながらも何とか勝利をもぎ取った稲葉ジャパン。31日には、今大会の優勝候補の一角とも目されているメキシコと対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】いざ、金メダル獲得へ!侍ジャパン24名を激選ショットで一挙紹介
7月28日に行なわれた東京五輪の男子野球の1次リーグ初戦は、稲葉篤紀監督が率いる侍ジャパンが、ドミニカ共和国から4対3の劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
0対0で迎えた7回表に2点を先制され、その裏に1点を返したものの、さらに9回表にも1点を加点された日本。だが、敗色濃厚となった9回裏に底力を見せた。ドミニカ共和国の抑えを務めたハイロ・アセンシオを攻め立て、村上宗隆(ヤクルト)のタイムリーで1点を返すと、1死一、三塁から甲斐拓也(ソフトバンク)がスクイズを決めて同点。続く山田哲人(ヤクルト)がヒットで続いて満塁とし、坂本勇人(巨人)がセンターの頭上を越えるサヨナラヒットを放って初戦を飾った。
集中打でチャンスを作って劇的な勝利を掴み取り、ホスト国としての意地を見せた彼らには、海外メディアからも高い評価が集まっている。中南米の情報を発信している『Prensa Latina』は、「9回の結末はエキサイティングだった」と記し、「日本はテツト・ヤマダとハヤト・サカモトの痛快な一打によってドラマを演出し、勇敢なるドミニカを失望させた」と最終回を振り返った。
また、スイスのニュースサイト『Swissinfo』のラテン版は、「日本は終盤になって意地を見せ、ドミニカを打ち負かした」とマッチサマリーを展開した。
「グスタボ・ヌニェスのチーム3点目となるタイムリーで試合は終わったかに思われたが、物語は終わっていなかった。日本人は最後の攻撃で目覚めたのである。テツト・ヤマダが得点チャンスを拡大させ、長年に渡って彼らの主軸であるハヤト・サカモトがセンターオーバーの一打で決めた」
苦しみながらも何とか勝利をもぎ取った稲葉ジャパン。31日には、今大会の優勝候補の一角とも目されているメキシコと対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
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