野球日本代表がメキシコ戦に7対4で勝利し、1次リーグA組の1位を確定させた。初回に先制点を許したが、2回に同点に追いつくと、3回には坂本勇人の好走塁などで逆転に成功。その後も侍ジャパンは2本のホームランなどで着実に加点し、稲葉篤紀監督も「非常に今日は効率よく点がとれたと思います」と振り返った。
10安打を放った打線で光ったのは、3ランを含む2安打4打点を記録した山田哲人(ヤクルト)の活躍だ。チームが逆転した後の4回に、1死一、三塁のチャンスで高めのボールを叩くと、打球はレフトスタンドに吸い込まれた。
本人も「コンパクトにしっかり狙い通りのバッティングが出来た」と語るこの一発で、侍ジャパンのリードは4点に広がった。稲葉監督も「チームを非常に勇気づけるホームランだった」と振り返る。チームの大会初本塁打を放った山田は、プレミア12(2015、19年)、WBC(17年)と併せた3大会でホームランを記録した初の選手になった。
また、8回にも2死からセンター前へタイムリーを放つと、すかさず次の投球でこの試合2つ目の盗塁を難なく成功。こちらは得点につながらなかったが、短期決戦での勝負強さに加えて持ち前のスピードも発揮した。稲葉監督が試合後に語った「一つ一つ、我々の野球をしっかりやっていく」という方針を遂行するために、打って走って存在感を示せるリードオフマンは不可欠だろう。
構成●THE DIGEST編集部
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10安打を放った打線で光ったのは、3ランを含む2安打4打点を記録した山田哲人(ヤクルト)の活躍だ。チームが逆転した後の4回に、1死一、三塁のチャンスで高めのボールを叩くと、打球はレフトスタンドに吸い込まれた。
本人も「コンパクトにしっかり狙い通りのバッティングが出来た」と語るこの一発で、侍ジャパンのリードは4点に広がった。稲葉監督も「チームを非常に勇気づけるホームランだった」と振り返る。チームの大会初本塁打を放った山田は、プレミア12(2015、19年)、WBC(17年)と併せた3大会でホームランを記録した初の選手になった。
また、8回にも2死からセンター前へタイムリーを放つと、すかさず次の投球でこの試合2つ目の盗塁を難なく成功。こちらは得点につながらなかったが、短期決戦での勝負強さに加えて持ち前のスピードも発揮した。稲葉監督が試合後に語った「一つ一つ、我々の野球をしっかりやっていく」という方針を遂行するために、打って走って存在感を示せるリードオフマンは不可欠だろう。
構成●THE DIGEST編集部
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