8月4日に行なわれた東京五輪・野球の準決勝で、侍ジャパンは韓国と対戦。2対2で迎えた8回裏、2死満塁のチャンスで山田哲人(ヤクルト)がフェンス直撃の3点タイムリーニ塁打を放ち、このリードを守り切って5-2で勝利し、決勝進出(銀メダル以上)が決定した。
ライバル同士の緊迫した試合のなかで、何とも微笑ましい光景があった。日本の攻撃前、一塁側ベンチの韓国が守備につくと、レフトとセンターがキャッチボールをし、余ったライトのイ・ジョンフはボールボーイとそれをしていた(通常は控えの野手がライトやレフトの相手をするケースが多い)。
そして、時間が来て、ボールボーイが帽子をとってペコリと頭を下げると、イ・ジョンフも帽子を脱いで呼応。気のせいか回を追うごとにその息が合ってきて、中盤あたりでは同時に帽子をとって挨拶を交わす場面もあった。
1998年から2001年にかけて中日で活躍したイ・ジョンボムを父に持つイ・ジョンフは、名古屋で生まれるなど日本との縁も深い。その22歳とボールボーイとの何気ないやり取りに、ほっこりさせられた。
取材・文●江國 森(THE DIGEST編集部)
【PHOTO】37年ぶりの金メダルへ、韓国を破り決勝進出!侍ジャパンの激闘をベストショットで一挙公開!!
ライバル同士の緊迫した試合のなかで、何とも微笑ましい光景があった。日本の攻撃前、一塁側ベンチの韓国が守備につくと、レフトとセンターがキャッチボールをし、余ったライトのイ・ジョンフはボールボーイとそれをしていた(通常は控えの野手がライトやレフトの相手をするケースが多い)。
そして、時間が来て、ボールボーイが帽子をとってペコリと頭を下げると、イ・ジョンフも帽子を脱いで呼応。気のせいか回を追うごとにその息が合ってきて、中盤あたりでは同時に帽子をとって挨拶を交わす場面もあった。
1998年から2001年にかけて中日で活躍したイ・ジョンボムを父に持つイ・ジョンフは、名古屋で生まれるなど日本との縁も深い。その22歳とボールボーイとの何気ないやり取りに、ほっこりさせられた。
取材・文●江國 森(THE DIGEST編集部)
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