専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

運命の決勝戦へ!米メディアが「MLBでブレイクする可能性がある」と分析した侍ジャパン戦士は?【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.07

怒涛の快進撃で決勝までたどり着いた日本。そんな精鋭たちに米メディアも熱視線を送っている。(C)Getty Images

怒涛の快進撃で決勝までたどり着いた日本。そんな精鋭たちに米メディアも熱視線を送っている。(C)Getty Images

 センセーショナルな活躍を見せるサムライに注目が集まっている。

 8月7日に行なわれる東京五輪・野球の決勝で、日本はアメリカと対戦する。勝てば、アマチュア選手限定だった時代を含めて、史上初の金メダル獲得という快挙だ。

 そんな文字通りの大一番を前にアメリカ・メディアも日本の選手たちに熱視線を注いだ。米放送局『CBS Sports』は「いつの日かMLBでインパクトを残し、ブレイクする可能性がある選手」として、今五輪で注目の5人をピックアップ。そのなかで日本からは鈴木誠也(広島)と山本由伸(オリックス)がチョイスされた。

 先んじて紹介されたのが、鈴木だ。今大会は打率.067と不振に陥っている26歳だが、準々決勝のアメリカ戦では特大の一発を放ってインパクトは残した。それだけに同メディアは「FAになるのはあと数年先だが、今から注視しておく価値が十分にある選手だ」と評価。さらに課題を指摘しつつも、走攻守に長けた野球センスを次のように評した。

「スズキは日本でトップクラスの生産性を誇るスラッガーだ。守備は平均以上の能力があるライト。盗塁能力のムラが減ってくれば、彼はより万能なコンプリートプレーヤーとして評価を高めるはずだ」
 
 一方で山本にも興味津々だ。今大会は2試合の登板で11回1/3を投げ、被安打7、18奪三振と圧倒的なポテンシャルを見せつけている22歳だが、同メディアは「これほどの才能を備える選手は滅多にいない。『注目するのが早過ぎる』ということはない」とクローズアップした。

「ヤマモトがフリーエージェントになるのは、スズキよりも後の話だが、彼に対するレーダーを光らせておくのは早すぎる話ではない。すでにプロとして500イニング以上を投げ、平均防御率は2.06、さらにK/BBは4.00にまとめている。90マイル後半の速球と決め球となるスプリットは質とスピードは申し分なく、かなりのハイレベルにある。そうしたデータは、いつの日かMLBチームが彼を所有する価値があることを示している」

 国際舞台で実力を示す両雄は、鵜の目鷹の目のメジャースカウトたちの眼にもしっかりと焼き付いているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】侍、韓国破り決勝進出!37年ぶりの金メダルへ!侍ジャパンの激闘をベストショットで一挙公開!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号