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MLB

大谷翔平、また外野フライが飛んでこず。いまだ守備機会ゼロの“不思議”に米記者も興味「まだチャンスに恵まれない」

THE DIGEST編集部

2021.08.09

ライトの守備に回った大谷だが、打球を処理する機会はまたまた恵まれなかった。(C)Getty Images

ライトの守備に回った大谷だが、打球を処理する機会はまたまた恵まれなかった。(C)Getty Images

 神様も大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の味方となっているのかもしれない。

 現地時間8月8日、敵地で行なわれたロサンゼルス・ドジャース戦に、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、8回に代打で途中出場。その後、ライトとして守備についた。
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 エンジェルスが6点差を追う8回表に2死二塁、三塁という好機で代打として登場した大谷。だが、やはり容易に勝負はしてもらえない。結局、ドジャース・バッテリーから勝負を避けられるようなかたちで四球を選ぶも、チームは得点に至らなかった。

 その裏の守備時にも大谷は登場する。「我々が勝つためには、彼が再び打席に立つ必要があった」というジョー・マッドン監督の指示の下、ライトに回ったのである。

 しかし、打球は一球も飛んではこなかった。ここで興味深いのが、メジャーにおける大谷の守備機会がゼロだという点だ。今季に渡米4年目で初めて守備についた背番号17は、計7試合(ライト6、レフト1)で8回3/1を守っているのだが、一度もボールが飛んでこないのである。
 
 もしも、“野球の神様”がいるのだとすれば、投打で獅子奮迅のパフォーマンスを見せ続けてきた二刀流のスターを休ませようとしているのかもしれない。

 決して守備機会が多いわけではないが、大谷のところには、どうもボールが飛んでこない。それは現地でも小さくない話題となっている。米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者が「ショウヘイ・オオタニはまだ外野で守備をするチャンスに恵まれない」と記せば、地元紙『LA Times』のジャック・ハリス記者も「オオタニは8イニング以上も外野で守っているが、いまだフライは飛んできていない」と指摘した。

 今季のエンジェルスが予定している指名打者制のないインターリーグは、残り4試合。はたして、大谷な守備機会は訪れるのか。密かに注目したいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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