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もはやメッシを超えた!? “WAR”から算出した大谷翔平の市場価値に海外脚光!「大金を払わない理由がない」

THE DIGEST編集部

2021.08.21

スポーツ界屈指のスーパースターであるメッシ(左)。そんなメガクラックと大谷(右)は市場価値で肩を並べようとしている。(C)Getty Images

スポーツ界屈指のスーパースターであるメッシ(左)。そんなメガクラックと大谷(右)は市場価値で肩を並べようとしている。(C)Getty Images

 もはや天井知らずで、声価を高め続けている。ほかでもない、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平だ。

 シーズン開幕から快進撃が止まらない。打ってはリーグトップの40本塁打に加え、打点(88/メジャー2位タイ)にOPS(1.015)といずれもハイアベレージをマーク。18試合に登板したピッチングでもここまで8勝を挙げ、防御率は2.79と抜群の安定感を誇っている。
【動画】快投8K&豪快40号アーチ! 大谷翔平の投打の大暴れシーンハイライトはこちら

 先月のオールスターでも史上初の二刀流が認められるなど、いまや球界の常識を覆す存在だ。エンジェルスは大谷と、2022年シーズン終了までの2年総額850万ドル(約9億3500万円)の契約を締結しているが、今季終了後には新たな契約を大幅に更新すると見られている。

 そんななか、「エンジェルスはオオタニに年俸7200万ドル(約79億2000万円)は支払うべきだ」と訴えるのが、ドミニカ共和国の日刊紙『Diario Libre』だ。

 今季の大谷の出色のパフォーマンスを「彼の活躍ぶりを形容する言葉など辞書にはない。この日本人が成し遂げていることは老若男女問わずにひれ伏すものだ」と絶賛しつつ、「これだけの貢献をしている選手に大金を払わない理由がない」と言い切った。
 
「もしも、彼が新たに契約を結ぶことになれば、年俸は最低でも7190万ドル(約79億900万円)は要求すべきだ。いや、要求できるはずだ。この金額はコロナ禍に入る前、バルセロナとリオネル・メッシが締結していたのと同じ額だ」

 さらに米野球専門サイト『FanGraphs』が独自に算出した市場価値を基に、「オオタニのこれまでの価値は900万ドル(約9億9000万円)だった」とし、「それは今年で大きく変わった」と続ける。

「今シーズンのオオタニの投打両面におけるWAR(打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価する指標)は『7.2』だ。これを最新の市場価値に照らせば、7200万ドルに達する。この金額は全米スポーツ界でも稀有な数値だ」

 現代野球では不可能と見られていた二刀流を見事に体現している偉才。その声価はとどまる気配がないが、はたしてそのハイパフォーマンスに見合う適性の年俸とはいかほどになるのか――。いずれにせよ、大谷への興味は尽きない。

構成●THE DIGEST編集部

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