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大谷翔平の“今季ベストマッチ”は? 米放送局が独自指標からトップ3を選出!「1試合で2つの奇跡を起こしている」

THE DIGEST編集部

2021.08.21

投打でセンセーションを巻き起こしている大谷。はたしてこのハイパフォーマンスはどこまで続くのか。(C)Getty Images

投打でセンセーションを巻き起こしている大谷。はたしてこのハイパフォーマンスはどこまで続くのか。(C)Getty Images

 現在、アメリカン・リーグにおけるMVP筆頭候補として挙げられるのが、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。

【動画】快投8K&豪快40号アーチ! 大谷の“投打”大暴れシーンハイライトをチェック

 開幕から快進撃を続け、球界に大フィーバーを巻き起こしている大谷。そんな天才の活躍した試合の「ベスト3」は一体なにか。8月19日、米放送局『CBS Sports』は「ショウヘイ・オオタニの二刀流パフォーマンス、ランキングベスト3」と銘打った記事を掲載。「今シーズンのオオタニは投打で驚異的なレベルに達し、野球ニュースの話題を独占している。同一試合で何度も2つの奇跡を起こしている」と、今シーズンの内容を振り返っている。

 今回、試合を順位付けするにあたって基準としたのは、チームの勝利にどれだけ寄与したかという勝利貢献度を表すWPA(Win Probability Added)という指標だ。
 
 これを元にした今シーズンのベストマッチ上位3試合は以下のとおりだ。

1位 8月18日(タイガース戦)WPA:0.505
2位 7月26日(ロッキーズ戦)WPA:0.405
3位 6月11日(ダイヤモンドバックス戦)WPA:0.309

 1位に挙がった8月18日のタイガース戦は、0.505(うち0.446はマウンド上でのもの)というWPAの数字。これについて同メディアは「オオタニがこの試合でエンジェルスが勝利する可能性を50.5%も高めたことを意味する」と説明し、「言い換えれば、3対1で勝利できたのは彼一人のおかげだ」と言及している。

 この試合の投球内容は、8回をわずか1失点に抑えて9奪三振無四球。打撃は1安打だったのものの、同メディアが「特筆すべき点があった」と指摘するのは、8回の第4打席に放った今季40号だ。打球速度110.1マイル(約177.2キロ)、飛距離430フィート(約131.1メートル)と弾丸ライナーだった。

 20日のインディアンス戦では、41号アーチが生まれずも4打数1安打1打点をマークしている大谷。17日のタイガース戦から4試合連続安打と、好調ぶりを感じさせる27歳に、今後も注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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