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MLB

「オオタニは馬鹿げている」54本塁打ペースの大谷翔平を米記者がクローズアップ!「MLBで289番目」の“価値”とは?

THE DIGEST編集部

2021.08.16

MVPを争う活躍を見せ続けている大谷。その一挙手一投足に賛辞が相次いでいる。(C)Getty Images

MVPを争う活躍を見せ続けている大谷。その一挙手一投足に賛辞が相次いでいる。(C)Getty Images

 レギュラーシーズンの終了まで43試合となったメジャーリーグ。プレーオフ進出を狙う球団による争いが佳境を迎えるなかで、日増しに注目度が高まっているのが、MVPの行方だ。
【動画】米記者を感嘆させた大谷翔平の豪快39号アーチをチェック!

 目下、アメリカン・リーグの筆頭候補として挙げられているのが、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。打っては打率.271、39本塁打(メジャートップ)、86打点(ア・リーグ2位)、OPS1.017(メジャー2位)といずれもハイアベレージをマーク。投げても7勝を挙げただけでなく、防御率も2.93と内容のあるパフォーマンスを続けている。

 現時点でア・リーグでは、本塁打王と争っているブラディミール・ゲレーロJr.も有力候補に一角と目されている。だが、二刀流で異彩を放ち続けるサムライの功績は、ずば抜けている。

 それは現地記者も認めるところだ。スポーツビジネスの情報を中心に発信している米ニュースサイト『Huddle Up』のジョー・ポンプリアーノ氏は、自身のツイッターで大谷の今季成績を紹介したうえで「オオタニのスタッツは馬鹿げている」と驚嘆。さらに「今のままいけば、54本塁打、118打点、防御率3.00以下で終えるペースだ」と見通し、こう続けた。
 
「これを史上最高のMLBシーズンと言わずしてどうするのか。彼は完全にユニコーン(唯一無二)だ」

 27歳の日本人スラッガーの快進撃を褒めちぎった同記者は、「オオタニの今季の推定年俸は、メジャー289番目に当たる300万ドル(約3億6300万円)だ」と紹介。その金額について「国際的なスーパースターであり、プレミアの価値があること考えれば、彼はこのオフシーズンにもっと多く稼ぐはずだ。たとえ、裏で2000万ドル(約22億円)の契約を交わしていても驚きはしない」と記した。

 目に見える結果を残し、存在感を確実に強めている大谷。こうした周囲のフィーバーぶりは、彼のMVP受賞を裏付けるものとなりそうだが、はたして――。

構成●THE DIGEST編集部

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