専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「打てないカーブボールだ」大谷翔平が5試合ぶりの無安打。3打席連続三振に仕留めた24歳右腕を米記者が賛辞

THE DIGEST編集部

2021.08.22

落差のあるマッケンジーのカーブに苦戦を強いられた大谷。(C)Getty Images

落差のあるマッケンジーのカーブに苦戦を強いられた大谷。(C)Getty Images

 現地時間8月21日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたクリーブランド・インディアンス戦に「1番・DH」で先発出場。4打数無安打、3三振と5試合ぶりのノーヒットに終わり、期待されていた41号は次戦へお預けとなった。

【動画】大谷が右腕マッケンジーのカーブに苦戦。空振り三振となった第3打席をチェック

 初回の第1打席で対戦したのは、8月15日のタイガース戦で8回2死まで完全試合を見せていた右腕トリストン・マッケンジー。そのキレのある投球を前に、大谷は内角低めのカーブで空振り三振に倒れ、3回の第2打席も80.2マイル(約129.1キロ)のカーブに空を切る。
 
 さらに、2死走者なしで迎えた6回の第3打席は、82.2マイル(約132.3キロ)のカーブに3打席連続の空振り三振。好調の24歳を相手に最後まで攻略の糸口を見つけられなかった。抑えのエマニュエル・クレースと対峙した9回の第4打席は、セカンドゴロに終わっている。

 これを観ていた米紙『Akron Beacon Journal』のアシュリー・バストック記者は、7回を投げて無失点、被安打2、奪三振8のマッケンジーについて「そのうち(奪三振)3つはオオタニに対してのものだった」と驚きをもってツイート。”ピッチングニンジャ”の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も、大谷の第3打席の映像を掲載したうえで、「82マイルの打てないカーブボールだ」と綴った。

 試合は、インディアンスがホセ・ラミレスの3ラン、アーメッド・ロザリオのソロ本塁打などで5点をマークした一方、エンジェルスはジョー・アデルのタイムリー安打による1点を返すに留まり、1対5と完敗を喫している。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号