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「どんだけ飛んだか見てくれ!」大谷翔平、“神の生誕地”で米記者も驚嘆の豪快41号! エンジェルスは連夜の投壊

THE DIGEST編集部

2021.08.27

一振りで観客の視線をくぎ付けにした大谷。豪快な一発には米記者からも賛辞が相次いだ。(C)Getty Images

 打った瞬間にそれと分かる一打だった。

 現地時間8月26日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席に今季41号となるソロ本塁打を放つなど、2打数1安打(1本塁打)1打点2四球と目に見える結果を残した。
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 いきなり見せ場が訪れた。初回無死の場面、相手左腕キーガン・エイキンが投じた2球目、ほぼ真ん中にきた緩いカーブをフルスイング。速度110.7マイル(約178.2キロ)で高々と舞い上がった打球は、"野球の神様"ベーブ・ルースの生誕の地としても知られるボルティモアのファンが多く待つライトスタンドに着弾した。これで本塁打王争いでは、リーグ2位につけるトロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.(36本)とは5本差とした。
 
 8月18日のデトロイト・タイガース戦以来となる41号には、現地識者たちからも賛辞が相次いでいる。米メディア『The Athletic』などで執筆していたブレント・マグワイア記者は、「どんだけボールが飛んだか見てくれ! 永遠に球場の上に浮いているようだった」と、滞空時間の長かった一発を絶賛。また、米放送局『FOX Sports』のベン・バーランダー記者も「なんてこった!」と驚きを隠さなかった。

 ここ最近は疲労から精彩を欠くシーンも目立っているが、この一発をキッカケにふたたびギアを上げるだろうか。27歳のサムライの復調が注目される。

 なお、エンジェルスは投手陣が打ち込まれて、10点を失った前日に続いて連夜の"投壊"。結局、大谷の一発以外に得点を上げられずに1対13での完敗を喫した。

構成●THE DIGEST編集部
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