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「プレーを重ねれば実力は上がる」筒香嘉智、メジャー初の右翼守備を指揮官はどう見た?「難しいポジションだ」

THE DIGEST編集部

2021.08.28

2戦ぶりの先発出場で、メジャー初の右翼守備を務めた筒香。(C)Getty Images

 指揮官の期待は膨らんでいる。

 現地時間8月27日、ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智は、本拠地でのセントルイス・カージナルス戦に「6番・右翼」で先発出場。メジャー2本目の三塁打を含む3打数1安打1打点1四球と目に見える結果を残した一方、チームは3対4と接戦をものにできなかった。

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 この日の筒香はメジャー移籍後初の右翼守備を任された。不慣れなポジションでのプレーで、クッションボールの処理にもたつく場面もあった29歳だが、ファウルボールを追ってスタンドに頭からダイブしたりと、果敢なパフォーマンスで地元ファンを沸かせた。
 
 MLB公式サイトによると、パイレーツを率いるデレク・シェルトン監督は試合後、「最初のクッションボールは高い位置にあったから、誰もが処理できるものではなかったと思う」と回顧。「(ボールはベン・)ガメルの方向に跳ね返った。ここは難しいポジションだ。この場所でプレーするほど、彼の実力は上がっていくだろう」と続けた。

 移籍後は打率.333という数字に加え、4本塁打、7打点と持ち前のパワーを発揮している筒香。奮闘を続ける29歳の今後に目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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