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大谷翔平、150キロ直撃の右手首は“異常なし”。X線検査で診断もマッドン監督は慎重「まだよくわからない」

THE DIGEST編集部

2021.08.29

初回からアクシデントに見舞われた大谷。心配される右手首の状態は異常なしとのことだ。(C)Getty Images

 思わぬアクシデントに球場が一時騒然となった。

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 現地時間8月28日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたサンディエゴ・パドレス戦に「2番・DH」で先発出場。4打数無安打2三振、1四球で2試合連続のノーヒットに終わり、その中には右手首付近へボールを受けるシーンがあった。

 問題のシーンは、初回無死一塁で迎えた第一打席だ。相手先発の左腕ライアン・ウェザースが93マイル(約149.7キロ)のフォーシームを投じると、そのボールが振りにいった大谷の右手首へ直撃。思わず「あぁ!」と声をあげた本人は、その場で苦悶の表情を浮かべた。
 
 その後、ダグアウトに戻って直撃箇所を冷やし、手首の可動を入念に確かめながら、プレーを続行した大谷。MLB公式サイトによると、エンジェルスのジョー・マッドン監督は試合後、心配される右手首の状態について、X線検査の結果が「異常なし」だったと明かしたという。

 さらに「私の知る限り大丈夫そうだ」と私見を述べつつも、「ただ、また明日になって痛むかもしれない。まだよくわからない」と現状を分析したマッドン監督。「彼は残りの試合にうまくこなしてくれたから、そのうちわかると思う。月曜に判断する。良い結果を期待しているが、まだ答えられない」と続けた。

 現地時間31日のニューヨーク・ヤンキース戦では先発登板を予定している大谷。残す今シーズンは1か月ほどだが、はたして今後の活躍はどうなるのか。その動向に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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