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「最高の気分だ」絶好調ペレスが5戦連発38号!大谷翔平に3本差猛追「今の状況に興奮している」

THE DIGEST編集部

2021.08.30

本塁打争いで単独2位につけるペレス。驚異的なペースで本塁打を量産している。(C)Getty Images

本塁打争いで単独2位につけるペレス。驚異的なペースで本塁打を量産している。(C)Getty Images

 球界屈指の名捕手が驚異の猛追を見せている。

【動画】ペレスがアーチを量産!5試合連続となった“豪快38号”をチェック

 現地時間8月29日、カンザスシティ・ロイヤルズのサルバドール・ペレスは、敵地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「3番・捕手」で先発出場。チームが3対4で惜敗したなか、6回に豪快な38号ソロを打ち込み、これが球団記録に並ぶ5試合連発アーチとなった。

 今シーズンの本塁打王争いは周知のとおり、首位に41本の大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が君臨している。しかし、前日にブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)を抜いて単独2位に浮上していたペレスがさらに数字を伸ばし、大谷の背中を射程に捉えた形だ。
 
 MLB公式サイトによると、ペレスは試合後に「最高の気分だ」と現在の心境を明かすと、「今の状況に本当に興奮している。競うことが大好きだし、私たちはそれをやめたくない。すべてに感謝している」とコメント。「今、打席の上では本当にいい気分だ」と充実した様子を見せている。

 さらに、飛距離369フィート(約112.5メートル)を記録した第3打席について「内角高めのボールを狙っていた」と語ると、「そうしたら、そこにボールが来た。かなりいい球だった」と相手の投球を回顧。「自分の手をうまく使って、打球をとらえた。ファウルのように見えたけど、うまく収まったよ」と本塁打シーンを振り返った。

 ペレスが8月に12本と量産している一方、4本とペースを落としている大谷。はたして残りのシーズンで再び勢いをつけられるか。今後のパフォーマンスに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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