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MLB

大谷翔平が米専門誌の「最高打者」トップ3に選出されず。他専門メディアが異論「間違いだとオオタニが証明してくれる」

THE DIGEST編集部

2021.09.01

本塁打数トップを独走し続ける大谷だが「Best Tools」の最高打者部門には選ばれなかった。(C)Getty Images

本塁打数トップを独走し続ける大谷だが「Best Tools」の最高打者部門には選ばれなかった。(C)Getty Images

 アメリカの野球専門誌『Baseball America』が、各球団の監督やコーチ、アナリストらを対象にアンケートを実施し、攻撃・守備・投球など25のカテゴリーの各リーグのトップ3を選出する「Best Tools」投票の結果を発表した。

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 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、ア・リーグの「最もパワーのある打者」「最も足の速いランナー」「最もワクワクする選手」の3部門で1位を獲得。ここ最近、ホームラン量産のペースがやや落ちるも、それでもなお42本塁打(MLB1位)、長打率.626(リーグ1位)、打点90(MLB6位)の成績を残している。そんな27歳だが、「最高打者」部門ではトップ3にランクインしなかった。

 この結果に他専門メディア『FAN SIDED』のエバン・デサイ記者は、「ショウヘイ・オオタニはMLBの選手やスカウト、役員らに軽蔑された」とし、同投票によるランキングを「馬鹿げた結果だ」と伝えた。

 ア・リーグの「最高打者」部門は、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)が1位、2位にはマイケル・ブラントリー(アストロズ)、そしてラファエル・デバース(レッドソックス)が3位と続いた。
 
 デサイ記者はゲレーロJr.の選出には納得も、ブラントリーやデバースが大谷より上という結果に不満を示す。ブラントリーは出塁率のみ大谷よりやや高い.315だが、ハードヒット率34.2%で8本塁打、45打点、長打率.448、OPS.817といずれも大谷よりはるかに下回ることを指摘。同様にデバースの成績も比較して疑問を投げかけた。

 そして「この恐ろしいリストから分かるように、彼らは明らかに非常に多くの敵を作った。これが間違っているとオオタニが証明してくれるのを待ちきれない」と大谷の今後の活躍に期待を膨らませている。

構成●THE DIGEST編集部 

【画像】25部門に分けられたア・リーグの「Best Tools」投票が発表!
 
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