現地９月８日、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有がロサンゼルス・エンジェルス戦に登板し、６回99球を投げ被安打３、１失点、７奪三振の好投で79日ぶりの白星を挙げた。今季８勝目とした35歳は、黒田博樹と並ぶメジャー通算79勝とし日本投手歴代２位に浮上した。

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　この試合の最注目はやはり、日本ハム時代に背番号「11」を背負った２人の対決だった。しかし、ナ・リーグ球場で開催となった同ゲームは、ＤＨ制がないため大谷はベンチスタート。代打で出場機会を待った大谷だが、結局叶わなかった。ファンはもちろんのこと「全部まっすぐでいく準備もできていた」と試合後に明かすダルビッシュからも無念さが伺える。

　ただ、この機会に９年ほど前に２人が交わした約束をダルビッシュが明かした。自身のTwitterで「大谷くんがファイターズと契約したぐらいのやり取り」と貴重なやり取りを公開したのだ。
  　ダルビッシュは「頑張って！」「何年後かにメジャーで待ってるわ！」と大谷へメッセージを送ると、大谷は「お忙しい所返信いただきありがとうございました。メジャーリーグ目指して頑張ります。本当にありがとうございました」と憧れの先輩に丁寧に返信している。

　このカードは今季は見納めとなったが、前日から日米ファンを沸かせた「日本の至宝」の対決は来季、果たして実現するだろうか。ファンをはじめ本人らもその日を楽しみにしているだろう。

構成●THE DIGEST編集部 

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