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MLB

“最後の4割打者”でも敗れた過去が…三冠王を目指すゲレーロJr.のMVP争いを地元紙が予想「オオタニが並みの選手なら」

THE DIGEST編集部

2021.09.12

ともにリーグ屈指の打力を見せつけている大谷(右)とゲレーロJr.(左)。この両雄の争いに現地メディアが白熱している。(C)Getty Images

ともにリーグ屈指の打力を見せつけている大谷(右)とゲレーロJr.(左)。この両雄の争いに現地メディアが白熱している。(C)Getty Images

 空前絶後の争いと言えるのかもしれない。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)とブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に絞られたとの見解もある今季のアメリカン・リーグMVP争いだ。

 前者の快進撃は、もはや周知のとおりだ。開幕から二刀流として投打で活躍。打っては本塁打王争いでトップに立つ44本を放ち、投げても9勝をマークしている。あのベーブ・ルースが1918年に打ち立てた「シーズン二桁本塁打・二桁勝利」の金字塔にも、わずか1勝と迫っている。
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 一方で後者も凄まじいシーズンを送ってきた。元MLBスターの父親譲りの怪力を存分に発揮し、打率.319(リーグ1位)、43本塁打(リーグ2位)、101打点(リーグ4位)と記録。22歳という史上最年少での三冠王達成も視野に入れている。

 どちらもMVPになれば、歴史に名を刻むのは間違いない。無論、今季のナンバーワンプレーヤーを争う両雄に対しての議論は日々白熱している。「実質1年目ながらゲレーロJr.は歴史を作っている。MVPトロフィーにもふさわしい」と訴えるのは、ブルージェイズの地元紙『Toronto Star』だ。

 ゲレーロJr.が史上最年少での三冠王を目前にしている事実を強調する同紙は、打点が公式スタッツとなった1920年以降の達成者たち12人中7人がMVPを勝ち取っていると主張。そのうえで、「通年どおりであれば、ゲレーロJr.の数字を残せば、自動的にMVPになれる。だが、今季はショウヘイ・オオタニがいる」と続け、こう論じた。
 

「オオタニが並みのプレーヤーであるならば、ゲレーロJr.のMVP受賞は何の問題もない。しかし、オオタニは球界で誰もが恐れるスラッガーでありながら、オールスター級のピッチャーでもある。実際、FanGraphs(米データサイト)の定めるWAR(指標)では、オオタニは投打で7.2。ゲレーロJr.の6.2を悠々とリードしている」

 三冠王達成者(先述の12人)でMVPを逃した者のなかには、ビッグネームも多い。「最後の4割打者」と言われているテッド・ウィリアムズ(1942年、1947年)やルー・ゲーリック(1934年)がそうだ。とくに後者は投票では5位に甘んじている。

 大谷が残している今季の実績を考えても、現時点でどちらが有利かは一目瞭然ではある。その点について「王冠(MVP)を手に入れるためにゲレーロJr.は最後まで力強いパフォーマンスを続ける必要がある」と論じた同紙は、こう締めくくっている。

「人々はゲレーロJr.に関してデビュー前から知っていた。そして誰もが彼は印象的なプレーヤーになると確信もしていた。それでも、これほど早く覚醒すると予測した人はほとんどいなかったはずだ。ブルージェイズ・ファンをはじめとする野球ファンの皆さん、ここから彼にふたたび注目してほしい。少しだけ運が良ければ、オオタニとの熾烈な争いを制し、彼が歴史を作る瞬間を目撃できるはずだ」

構成●THE DIGEST編集部

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