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「久しぶりの打つべき球を逃さない」大谷翔平の先制三塁打を専門メディアも称賛「チームを勢いづかせた」

THE DIGEST編集部

2021.09.27

2本の三塁打で打線を引っ張った大谷翔平。四球が続く中、さすがの集中力を見せた。 (C) Getty Images

2本の三塁打で打線を引っ張った大谷翔平。四球が続く中、さすがの集中力を見せた。 (C) Getty Images

 勝負を避けられ続けた大砲が、力強いスイングで同地区のライバルを一蹴した。
 
 現地9月25日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は敵地でのシアトル・マリナーズ戦に「2番・DH」で出場。第1、2打席目に連続で三塁打を放つと、続く第3打席でも押し出しの四球を選んで計3打点。打線の繋がりを生み、14-1の大勝に貢献した。
 
 前日までの3試合で11個の四球を選んでいた大谷。そのうち4つが申告敬遠ともどかしい打席が続いていた中、限られたチャンスで確実に結果を残した。

 第一打席について、エンジェルスの専門メディア『Halos Heaven』は「久しぶりに与えられた打つべき球を逃さず、すぐに生かした」と、一打に懸ける集中力を称賛。また、「右翼線を破る三塁打を放ち、一塁にいたブランドン・マーシュを生還させてチームを勢いづかせた」と、その後の打線爆発への引き金になる一打になったことも評価した。
 
 今季、つながりを欠く場面の目立ったエンジェルス打線だったが、この日は着実に加点。同メディアは「(先発)9人のうち7人がヒットを放ち、投手陣も見事な投球を見せ、今季最も完成度の高い試合となった」とチームの試合運びも絶賛している。
 
 大谷が打線を牽引し得点を奪うという今季を象徴する快勝だったエンジェルス。この良い流れのまま、シーズンを締めくくりたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部
 

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